表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ようこそ!迷宮闘技場へ!  作者: へたすん
23/118

リリー式訓練道場

それからというもの、リリーの操るスライムらしくない狼の攻撃は熾烈を極めた

スライムには通っていた刀も今となってはうっすらと跡を残す程度で全くと言って効果が無い

当初、はじかれた刀を拾うのは待ってくれていたのだが最終的には刀が飛んでくるようになった。

顔の横に刀が突き刺さった時は冷や汗が流れましたが私は元気です


「身体強化の方法送るんで早く倒しちゃってくださいよ〜じゃないと本物入れられないじゃないですか〜」

長く狼のおもちゃにされていると見飽きたらしいリリーが声をあげた

前みたいにおでこ当てる必要ないんだ…

送られてきた身体強化を使うと今まで追うことすらできなかった動きが見れるようになり、行動にも余裕が出てきた。これできっと互角に戦えるようになる…


と、思っていた時期が私にもありました。

刀に魔力を通して切れ味を増したり打ち負けないように体を固定してみたりと試行錯誤しながら飛ばされないようになると何故か地面から丸太がはえてきた。自分をとり囲む形で四方に、だ。

リリーを見上げるとサムズアップで答えてくる

その理由はすぐにわかった。狼が丸太を足場にしながら立体的に動くようになったのだ

正面からの対応だけでも手一杯だったものが丸太の登場によりまた弾き飛ばされるようになった。しかし、壁まで飛んだかというとそうではない。それまでは取り囲んで眺めるだけだった狼たちによって強制的に中央に戻されるのだ。



その後条件に慣れる度に狼の数が増えたり、狼も魔法を使って強化されたりと手を変え品を変え延々と組手をさせられ続けたのだった



「ハァ…ハァ…」

「お疲れ様です」

ようやく降りてきたリリーに冷たいジュースとタオルを手渡される

「これで、終わりか?」

横たわって息を整えながら優希がリリーに問いかける

「今日はいい時間になりましたので町へ戻りましょう」

これで終わりでは無いんだね

優希のまわりにはスライムに戻った狼だったものたちが積み上がっている。

「核二十と採集依頼の出ているものを袋に入れておきます」

かなり長い時間やってたと思うけど今何時くらい?

「お昼過ぎです」

「うそだぁ?」はね起きてリリーを見る

丸1日とかじゃないの?!

「ここが外と同じ時の流れであれば、ですよ」

「まさか…」

「そう、御主人様が一生懸命頑張った20時間は外での5時間程度ということです」

1日を有効に使う、ってことだね(涙目)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ