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ようこそ!迷宮闘技場へ!  作者: へたすん
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今日はなにする?冒険する?

朝。鳥達は騒がしく飛び回り、太陽の光が窓から差し込み、爽やかな風が吹き込む。そんな心地よいものだと思う。

目を覚ました時に目の前に女の子がいて、自分の腕を枕にして心地よさそうにしていたらあなたはどう反応するだろうか?もちろんその子は薄着だ。

「どうしてこうなった」

これが朝チュン…?寝ている間に一線を超えたなんてことはないよね?

「おはようございます」

「おはよう」

ちょっと状況が掴めなくてね、説明してもらえると助かるんですけどもね?

「そうですね、朝ごはんを食べましょう」

「これからの事じゃないんだけどね?」

「ボア肉は美味しかったですね?」

「昨日のことでも無いよ?」

「もしかして、興奮されました?先に降りてましょうか?」

「察してくれってことでもないよ。ベッドが二つあるのに添い寝してるよね?」

「心地よかったです」

「感想が聞きたいんじゃないんだ」

「1人は…寂しかったんです…」

のそりと立ち上がりながら小さく呟く

「そぅ、なんだ…」

可愛らしい理由だね

「でも最初と比べるとかなり人間らしくなってるよね?基本はロボットだったよね?」

「てへっ」

素早くドアを開けると廊下へと出るリリー

「あっ逃げた」


リリーを追いかけて食堂へ降りると女将さんが掃除をしていた

「おはようございます」

「あぁおはよう。もう準備出来てるよ」

見ると厨房からリリーが朝食を持って出てきた

「ボア肉のサンドイッチとネギのスープです」

美味しそう!早く食べよう!

近くの席に並んで座って食べる

「いただきます」

1日置いたからかお肉の旨味が増してる気がするね?

「これは定期で食べたいですね」

「そうだね」

これだけでなくて、もっといろんな物を食べてみたいね。


「ところで今日はどうする?」

「まずはギルドで依頼を受けて、冒険者らしい装備を揃えましょう」

実際リリーがいれば見てるだけになりそうだけどね?

「最低限身を守れるようになりましょう」

「それもそうだね」

「魔法はゆっくりお教えしますから」

「気長に、だね」ナデナデ

「はぃぃ…」

撫でられるのは嫌じゃ無さそうだ



ギルドへ着くとそこそこの人が集まっている。生活リズムはだいたい一緒なんだろうかね?

「あそこに張り出されているのが依頼の一覧ですね。角の赤い印は単発の依頼で剥がして持っていく物で、それ以外は無期限で書かれている物を提出するごとに報酬が貰える物です」

「ランクってどうなってるの?」

「F~A、その上にSがあります。魔物に対してはEが人命単位の危険、Dが一家程度の危険、Cが町の危険、Bが街の危険、Aが国の危険となっておりそれらを守れると判断されたものが冒険者のクラスとされています。ちなみにSは英雄とされています」

「じゃあ駆け出しの僕はF?」

「まずはお手伝いから頑張りましょう、ということですね」

「受けられるものは何がありそうかね?」

「グリーンスライムの依頼がオススメです」

指さされた方を見ると印の無い紙が貼ってある。

「読めないね」

「核を10個です。一緒に採集もありますのでそれらをこなしましょう」

準備っていうとどんな物が必要なんだろうね?

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