治療
和義の支配が及ばなくなった獅子ケ谷の人々は、人畜無害と判断。独眼獅子を祀る宗教団体として和義が関わる前の姿に戻った。獅子家を始め、全国の領主に刺さり込んでいた参謀的な者達は排除、王家を脅かす危険はキレイに片付いた。
全てを失った和義は、徹底的な拘束と結界で封じ込めて、王都に移送。クーデター未遂や、その為に積み重ねた悪事は、これまでの捜査や、自白魔法での供述で極刑は免れ無いだろう。
今までの昴なら、その先は王に任せて関わらないのがお決まりパターンだが、万が一にも逃亡や反撃等があってはならないので、処刑迄、監視を続ける事にした。獅子の牙は、王城でも手に余ると、クーデター抑止の御褒美としてに与えられた。
物理と魔法で厳重に拘束した和義を慎重に王城の地下牢に運び、ただでさえ厳重な牢にしっかりと結界を張り、交代で見張り。手続きは順調に進んで、監視は3日間で済んだ。
処刑を見届け、見物人の中に和義を助けようとする者等が居ないか確かめた。特に問題無く済んで、王家からの呼び出しが来る前に、ひっそりと城を出た。
「ねぇ、わたし達は今のままでも楽しんでるけど、ソレが元気じゃないと、昴は気持ち良くならないでしょ?王都を出る前に診て貰ったら?」
昴本人も気にしていたが、和義の処置が済むまでと放置、やっと落ち着いた初日のローテーションだった裕子が切り出した。
「あ、うん、そうも思ったんだけどさ、専門の治癒師って居るのかな?」
「貴族のオジサマ達の御用達の治癒師って居るそうよ、どうしても跡継ぎを作らなきゃならない時に頼るんだって。」
他の皆んなとも話しての事なので、噂を頼りにギルマスに紹介してもらった、とある伯爵の紹介状を持って治癒師を訪れた。
歓楽街の裏通りにひっそりと建っている治療所は、薬屋の奥。事情を知っていなければ、存在すら解らないだろう。
「おや、若いのに気の毒だねぇ。」
薬屋の店番をしているお婆さんが、奥に通してくれた。
廊下の長椅子で待っていると、
「「お待たせ致しました!」」
扉が開いて現れたのは、看護師風の女性が二人。取り敢えずはナース服らしいが、ホンモノの看護師さんが着るような物では無く、オトナのコスプレ系。ざっくり開いた胸元は谷間がクッキリ。短過ぎて脚の殆どが剥き出しのミニの下からはガーターベルトが見えていた。
「「診察室へどうぞ。」」
たかが十数歩の距離、脚が悪いのでも眼が悪い訳でも無いが、裕子にも匹敵しそうな肉塊の圧迫付きで手を引かれ、診察の椅子に案内された。
「失礼します。」
一人が正面に跪くと、ベルトとファスナーを器用に攻略して、トランクスも一緒にスルリと降ろす。
「お掛け下さい。」
だらしないままの昴を手の平で何となく隠して椅子に掛ける。
「背中、倒しますね。」
ゆっくりとリクライニングして、ほぼ真上を向くと、
「両手を組んで、こうですね!」
胸のところで御祈りポーズ、昴は無防備で、初対面のセクシーナースに晒されていた。フットレストの様な物も出て来て、歯医者さんの診察台の様なスタイルになった。膝下で滞留していたズボンとトランクスは、サクッと排除、
「もう少し、脚を開いて下さい、あ、そうです!今先生が参りますので。」
直ぐ隣で待機する二人のスカートの裾は診察台よりも、しっかりと上。穿いている意味を感じさせないヒモのような中身は、ナースを覆いきれていなかった。つい視界に入ってしまい慌てて、反対を向いたが、一人がそちらに移動、世間話をしながら、少しでも手を動かすと丈は更に足りなくなるし、屈んたりすると、スカートとしての機能は全く果たしていなかった。
「お待たせしました、治癒師のさゆみと申します。本当に治療が必要ですね。」
そう言いながら、無防備な昴を握り、無反応を確かめていた。
「結構な割合で問診の途中でしっかり硬くなる方がいるんです。魔力で持久力を高めるって噂を聞いて来るんでしょうね、そういう方を見極める為に普段は私が挑発するんですけどね、貴方のハーレム事情を考えると私じゃ荷が重いので、助っ人を頼んだんですよ。」
ナース風の二人は、娼館の名刺を差し出し、
「普段はココで働いています、治ったら是非いらして下さいね!」
「流石はナンバーワンを争う二人ですね、あとは本当に治療するので貴女達はもう良いですよ、有難う。」
「ダメよ、センセ。治った時に試運転が必要でしょ?廊下でお待ちしてますよ。」
「そお?じゃあ、お願い。それならお手伝いお願いしちゃおうかな?」
「ええ、元々そのつもりです!」
「では、そこの丸椅子を・・・」
さゆみの指示で、昴を挟んで座り太腿が昴のアームレストになった。
「挟んで固定して下さい。」
思わず、グーにして事なきを得たが、拳の先がヒモのような極狭い布に微かに触れ、温度と湿度か高い事をはっきり感じ取れた。
「それでは、魔力を注入していきますよ!」
だらしないままにも関わらず、爆発寸前の感覚が身体を満たし、腰の動きを堪えるのが困難になった頃、両サイドの助手から、遠慮の無い鳴き声が響き渡った。
最高潮は長くは続かず、タラリと粘液が漏れる。昴は起き上がろうとしたが、魔力注入は継続、最高潮と粘液の放出を繰り返し、両サイドの助手がギブアップしたところで、
「なかなか手強いわねぇ、原因は掴めたけど、私の手には負えないわ。」
「治らないんですか?」
「いえ、私の師匠なら大丈夫だと思います。北の王弟宮で専属の治癒師を任されているのですが、年齢の為、魔力が衰えたと愚痴っていたので、ただ少し前に治療に必要だと言って、若返りの術を受けて、全盛期のチカラになったと喜んでいましたからきっと治りますよ!」
「もしかして、お師匠様って里沙さんっておっしゃいませんか?」
「ハイ!ご存知でしたか?」
「その若返りの術って僕なんです。」
ポンコツ魔法の事情、パーフェクトヒール、オーバーヒールの事を伝えると、
「私も全盛期のチカラで試しても?」
さゆみをオーバーヒールで20代半ばにし、羨ましそうにしている助手達も少し若返る程度にヒール。さゆみのトライが始まった。




