船室で進展
ずり上がったタンクトップは、ひとみのアシストも有り、あっさりと。ついでにブラも労なくクリアし、捲れて腹巻きの様になったスカートはひとみが自分で脱ぎ、昴に次を委ねられた。
ひとみの反応にばかり気を取られ、昴の導火線の心配をしていなかった。ひとみがスタンバイしているとは考え辛く、湿り気を確保するには少し大変だろうと推測、オーバーヒールで中に入って、それから撹拌を試みる。障害になる小さな布はひとみが腰を浮かせ簡単に取り除き、魔力で光る人差し指がひとみへ。魔力をゆっくり注入しながらナカで円を描く。円の大きさを変えながら時に速く、時にゆっくり。反応を確かめながら、時に深く、時に浅く。上手く行けば儲けもの、ダメなら唾液を呼び水に地道にスタンバイすれば良いと、ダメ元の作戦だったが、期待を込めた予測が期待を超えた成果で、湿り気を確保、普段聞かない声が漏れ出した。
攻めを舌に交代し、フリーになった両手で自分の服も脱いだ。落ち着いて肌を合わせると、ニーハイだけが、残っているのに気が付いた。他には何も身に着けないニーハイは、普通はあり得ない光景、昴の導火線をグッと縮めた。ヒールの副反応が無ければ、間違いなく暴発は免れ無かっただろう。膝迄落ちていた片足も、太腿の半ば迄戻して、あり得ない光景を堪能した。
そのまま昴の攻撃が続き、攻守交代が無いまま眠りについた。
夜更け、寝たフリだったひとみは起き上がると、昴に右手を伸ばす。が、到達前に手を引っ込めてしまった。
『わたしだけ、出来ないなんて・・・』
3度目のトライの時、昴が目を覚ました。
「ん?もう朝?」
「あ、えぇっと・・・ソ、ソレ固まって不自由そうだから、始末してあげようかな?って。」
躊躇っていた事は言わないが、
「じゃあ、お願い!」
ひとみの右手を引っ張り、昴を握らせ、その上から握って、軽く上下させた。引っ張った時には明らかに抵抗していたが、強引に進めると、直ぐに自分で上下運動を続け、左手も参加、いつの間にか、J子にも匹敵しそうに扱う様になっていた。昴の限界を伝えようと、唸ってみせる昴だったが、ひとみの手は働き続けて、暴発に至った。白濁の汚れは咥える事を躊躇っていた顔面にヒット、
「ゴメン、その・・・」
「次は上手くするから、指、光らせなさい!」
ひとみに指が届き易いよう、体勢を整えた。
ヒールの副反応で復活した昴をひとみは積極的に攻める。
「頃合いになったら、咥えさせるのよ、さっき、握らせた様に。」
遊女から教わっていた技と、前の4人の成果報告で得た情報で、ドンドン上達、副反応のパワーでなんとか拮抗するも、小一時間で導火線を意識する程になった。
少し余裕のあるうちに、後頭部を軽く引き寄せたが反応無し、少しチカラを入れてもびくともしなかった。
『ん?さっきみたいにって、咥える迄誘導するって事?まさか・・・』
後頭部に当てた手に力を加える、結構な抵抗だが、完全拒否なら何とでも出来る筈なので、そのまま握られたままの昴との距離をゼロにした。ミッションクリアかと思ったが、ひとみは横を向き昴の先は頬を掠めた。
『どうする?・・・やって見るか!』
かなり悩んだが、顎を掴んで昴に向け、両側から抑えて口をこじ開ける。そのまま距離をゼロからマイナスにした。抵抗するひとみの口に昴をねじ込むカタチになってしまったが、そこを通過すると、いきなり積極的になり、次々に技を繰り出した。途中迄の罪悪感でパワーダウン気味の昴だったが、あっという間にMAX状態。安心して身を委ねた。
大博打は正解だった様なので、可能な限り、前の4人と経験した事を再現。物理的に不可能な事以外をクリア、ひとみを昴に押し当てて腰を振っていると、導火線はほぼ燃えて暴発寸前。それを察したひとみが、事前に咥え、飛び散らかすことは無く、後始末を済ませて眠りについた。
翌朝、先に目を覚ました昴が、そっと起きようと思ったがしがみつく様に密着したひとみから逃れようとすると、あっさり起こしてしまった。
「ねえ、ソレって、毎朝そうなんでしょ?昨日迄はどうしてたの?」
「自然に収まるのを待ってたんだ。」
「今日からは面倒見てあげる。」
ひとみが先攻宣言をしたが、今の状態では、かなり掛かりそうなので、先攻は渡さず、柔らかさと滑らかさを堪能、導火線をある程度短くしてから後攻にバトンタッチ、ほぼ想定通りでズボンの穿き辛さを解消して貰えた。
また、同じ朝食。一般的な冒険者が遠征で食べる携行食よりはマシなので、文句を言う客は居ないが、倉庫並みの容量を誇るウエストポーチに、食材も調理器具も満載している食生活を送っている昴とひとみにとっては、かなりの苦行だった。
「あと、ランチで解放だよ、もう少しの我慢だね!」
「この干し肉のせいか、顎が可怪しいわ。いえ、昨夜、無理矢理こじ開けられたせいかしら?」
昴はむせ返り、飲み下す前のパンと干し肉を鼻から噴き出した。
「冗談よ、そこ、ちゃんと拭いておくのよ!」
ひとみは満面の笑みで干し肉を殆ど残して席を立った。
テーブルを拭いて、鼻をかんで、なんとか復旧した昴は、ひとみを追ってデッキに上がった。
両岸に広がる景色は、北部らしい牧草地。魔物ではない牛がのんびり草を食んでいた。情報収集のターゲット達も、船内の暮らしに飽き飽きしてデッキで牛達を眺めながら、不用意な発言をポロリポロリ。特に新しい情報では無かったが、裏取りに役立ちそうな話しもチラホラ。




