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再び列車にて

 圭織とのミッションをクリア、帰り道、もう一泊するが、ソッチのミッションもクリアしているだろう。具体的には示されて居ないが、裕子の時より一歩前進は確実。気兼ねなく休めそうだと、昴は安心しきっていた。

「直視するから緊張してしまうんだ、隣に座って欲しい!」

 並んで湯に浸かると、カナヅチの人がプールで水に入ったようにギシッと固く目を瞑った圭織は、右手を(×××)に伸ばした。

 ぎこちなく上下する右手は、当然上手い筈も無いが、目を瞑った昴の脳裏には、恥じらう圭織の姿が既に焼き付いていたので、(×××)の爆発まで、長い時間は必要とせず、白濁の汚れを浴槽に漂わせてしまった。


「また、お姫様抱っこしてもいい?」

自ら課したミッションをクリアし安心して甘えっ子モードで貼り付く圭織は、コクリと返答した。

「あ、水切りするね。」

圭織の魔法で拭き上げ状態、昴はバスタオルに手を伸ばそうとしたが、

「ベッドまで数歩で、直ぐに要らなくなるし、もう濡れて無いから、このままでお願いする。昴も要らないだろ?」

 少し隠して、しかも隠れていない状態は、全裸以上にインパクトがあるし、外れた時の衝撃は、全裸では味わえ無いので、ハードルは寧ろ下がった感じでリクエストに応えた。


 圭織は甘えっ子モードのまま、貼り付いて直ぐに寝息をたて、昴も割と早めに寝付いた様だった。


 翌朝目覚めると、いつもは心臓の音を聞くように胸板に貼り付いている金髪が、少し遠く、下腹部の辺りに見えた。

 状況を把握出来たかどうかの時点で、(×××)は呆気なく爆発していた。

「んぐんぐ・・・」

爆発の後処理も習っていたらしく、それを済ませてから、

「恥ずかしさを克服出来たと言うとおこがましいが、何とか咥える迄に進歩したぞ!これから上達する筈だ、期待して欲しい!」

「あ、ああ、凄く気持ち良かった。そ、その、ありがと。」

今度は昴の方が羞恥心で過熱状態、ぎこちなく返答した。

「・・・、6&¥++!」

達成感からか、羞恥心がワンテンポ遅れ圭織を襲う。オーバーヒート状態なので少し横になって、落ち着くのを待った。


 そこからの帰路は、危険は全く無し。面倒なのはナンパくらいなので、圭織は座席に隠れ、昴の手綱でアパートに帰った。


 裕子と遠征から帰った時と同様に、圭織の部屋に泊まる。手料理も同様だが、余り料理は得意ではないとの自己申告の圭織は、騎士団の野営料理。普通の食器に盛り付けると、それなりに普通の料理に見えた。騎士団では中隊長に迄昇った圭織だが、女性が殆ど居ない団なので、しばらくは炊事係しかさせて貰えなかったそうで、手際の良さには目を見張る物があった。ま、味はそれなり。胃袋を満たすだけが目的の野営料理にしては、驚きの美味しさと言えるだろう。


 狭い風呂に密着しながら入り、お姫様抱っこでベッドに移動。お約束通りで灯りを消そうとすると圭織は、

「コレ、使う気になった?」

宿で貰ったゴム製品を昴に渡した。昴が首を横に振ると、

「じゃあ、ボクから始めるね、ここに座って!」

 今朝は途中まで眠っていたので、昴にとっては、ほぼ初めての体験。圭織は、一度跳んだハードルには高さを感じないようで、移動して咥えるまで、スムーズに熟した。(×××)は早々に爆発、攻守交代して圭織の鳴き声を堪能してから眠りについた。


 翌朝、前回と同様に報告会。

「ダンジョンは・・・」

「そっちは良いわ!クリアしたから帰って来たのよね?圭織、お願い。」

「ああ、任せてくれ。」

耳まで赤くした圭織がボソボソと語り出した。

「キスは、黙っていても絡めてくれるようになった。それから・・・」

遠征中の風呂やベッドでの出来事を詳細に説明、昴は圭織以上に真っ赤になり、聞き手の三人は目を輝かせていた。


「わたしも良い報告が出来るように、頑張って貰いますね(・・・・・)!」

今日から一緒に遠征に行く真理が、笑顔と視線で昴に念を押した。

「コレ、美貴から預かってたの、今度の遠征の必須アイテムよ!」

ひとみは、魔力銃を手渡した。

 前回の剣と同様に、ほぼ役にたたない魔力を、攻撃系に変換、魔力弾を発射する銃との事。少し解説を聞いて、『やって見なくちゃ解らない』と言う事が解った。


 報告会を終え、昴は真理と共に駅に向かう。ホームが違うだけで裕子の時と同じ行動。列車で王都に向かい、そこからはレンタルの馬車でダンジョンに向かう。

 列車が走り出すと、

「こうするのよね?」

席を立った真理は昴の膝を引っ張って斜めにすると、その膝に乗った、

「普通に座った方がラクじゃない?あ、裕子が軽いからデメリットが小さかった?」

「あ、うん、どうだったかな?」

裕子が膝に乗る口実のようにも思えるが昴は口にしなかった。

「でも、お陰で貴方の膝を占拠出来るわね。重かったら言ってね!」

スラリと伸びた脚線美と括れたウエストが目を引く真理は、長身の分裕子よりは重いだろうが、昴は全く気にならない。腰まで伸びた艷やかな銀髪が光の加減で虹色に輝くのと、ほんのり香る何かを間近で堪能した。

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