ダンジョン外ミッション
水道が普及する前の建物らしく、後から風呂を作ったようだ。部屋はダブルベッドで殆どのスペースを占拠、不自然なレイアウトの風呂は割と広く2人で入っても余裕だろう。
「お風呂、お先にどうぞ!」
「あ、ありがと。じゃあ入って来るね。」
2人でベッドに腰掛けていると、どんな顔していれば良いのか戸惑っていた昴は、逃げるように風呂に入った。
ガチガチの昴を落ち着かせようと、冷水で顔を洗ってみたが、効果は無く、いっそ自爆させたほうが良さそうと、右手で握り、裕子の感触を思いだしながら、いつもの快楽に浸ってみた。
初めてヒールした時、躊躇う事なくワンピースを脱いだ姿が古い記憶から蘇った時、実際の視界に記憶の姿の裕子が現れた。
「な、何してんの素っ裸で!」
「何って、お風呂入るんだから、素っ裸で普通でしょ?何か可笑しい?」
昴は、真上を向いた昴を隠そうと裕子に背を向けたが、肩甲骨辺りに、柔らかな圧力を感じると、裕子は肩越しにチェック、
「良かった!これで反応無かったらどうしようかって思ってたの!ねぇ、フロントで貰ったアレ使お!」
「え、使わないよ。」
「折角貰ったんだよ!それにさ、新パーティー出来た途端、産休は嫌よ。」
「そうじゃ無くてさ・・・」
状況の把握が追いつかないまま、身体を洗いあって、気付いた時には二人でお湯に浸かっていた。
昴の視界には、裕子の後頭部。昴を背もたれに、昔話。密着するのが背中だけなので、少し安心して会話が弾んだ。上手い具合に艶っぽい話にはならず、父や、兄達との訓練の話になった。裕子が身振り手振りを交えて盛り上がると、固いままの昴は、ランダムな接触に耐えきれず、
「うっ!」
短い唸りと共に暴発、白濁の汚れを漂わせてしまった。
更に気不味くなった昴は失態をどう取り繕うか答えの無い問答が脳内を駆け巡ったが、クルリと向きを変えた裕子がお湯越しに、弛んだ昴を確認し、
「良かった!今のって、あたしで反応したんだよね?」
「・・・あ、あぁ、ゴメン。」
「謝る事じゃないよ、お風呂でダメだったら、娼館のお姐さんに教わった技にトライしようと思ってたんだよ、ホント!あたしじゃダメなのかと不安だったのよね。じゃ上がろ!」
浴槽から出ると、パチンと指を鳴らす。水切りの魔法で、バスタオルて拭き上げ、ドライヤーを済ませた状態になった。裕子はバスタオルを巻いて脱衣所を出た。
「あれ?僕の着替えがない!」
「お風呂上がりだから、バスタオルでしょ?そこにあるじゃん。」
折角落ち着いた昴が、一気に復起してしまった。ゴソゴソと荷物を漁って着替えを出そうしていると、ヒョイと抱き上げられた、
「そんな事してないで、もう寝ましょ。」
裕子は、片手で抱き直すと、掛け布団を捲って昴を寝かせ、バスタオルを取り上げる、自分のも外して重なって布団を被った。
「ファーストキスはするよりしてもらうのが良いな、ね!」
クルリ寝返ると、昴が上になっていて、真下30センチ程の距離に目を閉じて、唇を窄めた裕子がいた。
流石に冗談では無いだろう、2人きりの遠征になったのは、他のメンバーも了承済みと判断して大丈夫だろう。昴は思い切って唇同士の距離をゼロにした。軽く触れただけで、隣に仰向けに並んだ。
「ありがと、でも、次からはこの位はお願いね!」
今度は裕子は上になり、唇に吸い付いた。裕子の舌はアウェイ戦で昴を捕らえ絡み付く、昴はされるがまま。なるべく視界に入れない様にしていた膨らみは見えないが、明らかに密着しているし、故意か偶然か昴は内腿に捕らえられていた。
しばらく裕子のターンが続いて、
「さっき貰ったの、枕の下だからね、いつでもOKよ、でも眠ってたら起こしてからお願いね!」
「いや、正直、異性として意識した事無かったからさ、ちょっと落ち着こうよ!えっと、その・・・」
「異性として意識して無くてもキスは出来るんだ?」
「あ、その、あの・・・」
「冗談よ、あ、いつでもOKは冗談じゃ無いわよ。ムリにおねだりしないから、昴のペースで良いからね!」
密着も心臓が過敏に反応したが、会話の為に少し離れると、視界のど真ん中には、たわわに実った肉塊、視線を逸らす事も目を閉じる事も出来ずにフリーズ。昴を捕らえている内腿はやはり、故意だったようで、微妙な動きで刺激、本日2度目の暴発に至ってしまった。
昴はどうすれば良いのか全く思い付かず、裕子はフリーズする昴を抱き枕に、気持ち良さそうに寝息をたてた。昴は明け方に少しウトウトした程度で殆ど眠れなかった。
昨夜の刺激が強過ぎた様で、昴は夢の中でも快楽に浸り、心地良く頂点に達した。
『あっ、ヤバイ!裕子が居るんだった、それに全裸!!』
慌てて飛び起きた。
「ごめん、起こしちゃったね。昨日しようと思ってたんだけどね、恥ずくって出来なかったから、寝ているうちに練習しよってね。」
ひと仕事終えて弛んだ昴は、裕子の柔らかな肉塊に挾まれていた。
白濁の汚れはシーツに飛んでいて、昴は覚えたての、浄化魔法(下級)でもキレイに出来そうなので、試そうと思ったが、
「そういう宿なんだから、気にする事無いでしょ?でも気になるのよね?」
スッと浄化、痕跡は全く無くなっていた。
またまたフリーズする昴に、
「おなか空いたよ、お洋服は脱衣所だよ!」
昨日脱いだ服が、浄化魔法で洗い立ての様になって、脱いだ所に畳んであった。




