表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生転換  作者: 欠乏症
5/8

釧路 台知(くしろ だいち)の場合 その5

『これはお前の仕業か?』


振り向いた時に一番に目に入ってきたのは綺麗な空の色だった。



――――――――――――――――――――――――



「…………………え?…あっ!!いや、これはッ!ちがっ!!」


いきなりのイケメン登場で頭の回転が遅くなっちまった…。


俺の後ろから声をかけてきたのは言葉どーりのイケメンだった。


頭の上の方で結んである長い髪は蒼く空の色と同化してみえた。


前髪も長く伸ばしてはいるが、重たい感じはしない。


逆にさらさらと流れる髪は柔らかそうな雰囲気を纏っている。


左目を隠してはいるが、右目を見るだけでも顔が整っていると分かる。


男にしては白い肌で、蒼とは相反した紅い目をして

いて、元からなのか、見たこともない自分を警戒してなのかは知らないが、その紅い目は鋭く尖っていた。


『……これは、お前の仕業か?』


何も喋らなかった俺に焦れてか、もう一度質問をしてきた。


「え?あ、いや、違いますよ!!なんか…いきなりこんな事になったって言うか、なんと言うか…いや、そりゃ、ここに居たのが俺とこのオッサンだけだし?疑いたくなるのはわかるンすけど…それでも、違う…とぃぅか?…ゴニョゴニョ…」


少し、言い訳がましくなってしまったが、本当の事なのだから仕方ない。


全くもって見に覚えがない事はきちんと(?)否定しておかないと。


『…………そうか。』


「………………?…あの~…?」


『なんだ?』


「…どちら様で『ガルド様ッ!!!』…イラッ」


また俺の言葉を遮りやがった!!


俺がイケメンの名前聞きたかったのに!!


…?ちょっと待てよ。


さっき、〈ガルド〉っていった?


たしか〈ガルド〉って十王の中にいたような…?


『何故、十王の御一人がこのような所に居られるのですか!?』


やっぱり~♪(*≧∀≦*)やったね♪あってたね♪………ッじゃナイ!!!!!!


え?なんでこんなところに王様がいんの!?


オッサンが言うには王審判の途中だって…!!


え?


もしかして抜け出してきたの?


抜け出して来るほど大事な建物なの!?


え?どーする?


この建物を壊したのが俺って事になったらどーする!?


やばくね?


王様が見に来るくらいだからね?


よっぽどダヨ!?


ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ…!!!!!


「誰か助け…『全く、王審判を抜け出すだなんて、ナニをやってるんだい?ガルド。』……。」


………また、イケメンが来やがった!!

アハハ~。


この後の展開どーましょ♪(*≧∀≦*)


頑張りまーす!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ