第4話:真実と本心
東亜 涙香: 師葉 勇武:師葉 美月:頭
前回、勇武の家で婚約の提案を受けた涙香!その場では答えが出なかったが、美月にここの説明を受ける事に、ここは一体...
「そ、それで...美月さん」
「かんにんなぇ、うちの頭が迷惑かけて」
「いえいえ、そんなことないですよ」
正直すごく怖い。
「...ふふ」「いけるって言う割には、震えてるけど?」
「あ、いや、その」
「いける、こんなとこに連れてこられたらみんなそうなるから」「なんしか、頭から頼まれた事でもやるから」
「えっとぉ、ここの説明、でしたっけ?」
「そそ、あたしは師葉 美月、あんたが助けた師葉 勇武の姉で、さっきまで話しとった頭の実の娘」
「あ、姉弟だったんですね」
確かに、言われてみれば、どことなく雰囲気は似てる気がした。
「ちなみに、涙香ちゃんは今いくつ?」
「えっとぉ、今19です」
「...あぁ、えぇ...」「9つ差の結婚?」
年の差婚所の話じゃない。一歩間違えたらほぼ誘拐と同じだ。
「えっとぉ、美月さん達って、どんなことをしてるんですか?」
「あぁ...えぇっとねぇ」「涙香ちゃんさ、アウトローって、知ってる?」
「...はい...知ってます」
アウトロー。この社会では一般的な職業の一つだ。アウトローと言っても、色々なチームがあり、やる事はそのチームによって大きく変わるらしい。
「あたしらは、そのアウトローなの」
「...え?」
「えぇ!?」
「驚かしてかんにんな」「うちらはアウトローのチーム: フミャータ」
「えぇ!?」
私は、空いた口が戻らないほど驚いた。チーム: フミャータと言えば、知らない人が居ないくらい、有名なアウトローの一つだ。やる事は多種多様で、必ず成功させる、凄腕チームらしい。
「おーい、大丈夫?」
「あ、え、あ、は、はい」
「ところで、本題に入るけど」
美月さんはそう言うと、一呼吸置いて、
「ほんまに勇武と結婚するん?」
そんな質問をしてきた。
「正直、分かりません」「昔から、自分で決めるのが苦手で」「考えすぎだと思うんですけど...なかなか、治らなくて...」
「涙香ちゃん...」
「命令であれば、すぐにでも結婚します!」
「それはダメよ」
美月さんは、食い気味に言った。
「もし頭が無理やり結婚させるのなら、許嫁にしてるわぁ」「そうちゃうって事は、涙香ちゃんの考えを尊重しとうて、言うてんねん」
「...そう...ですか...」
「どうせあのアホに嫁さんなんて無理やねんから、親父が勝手に結婚させたいだけなんやし、気にせえへん気にせえへん」
「涙香ちゃんは、涙香ちゃんの好きなようにしてええねん」
そう言われ、私はすごく嬉しかった。周りからは、早く決めろなど言われてきたので、親や成瀬さんの他に、言って貰えるのが、すごく嬉しかった。
「姉御、お嬢さん、頭がお呼びです」
そんな事を考えていると、私と美月さんは、呼び出された。
「頭、失礼します」
襖を開けると、
「...え?」「...え?」
そこには、勇武さんが倒れていた。
「てことで、涙香さん」「今日から勇武と、同棲しゅうれへんか?」
今回はご愛読ありがとうございました!
これからも、書き続けていきますので
よろしくお願いします('ω')ノ