最終話:優柔不断な少女は殺し屋に決定権がある
東亜 波香:師葉 勇武:花蓮 成瀬 (かれん なるせ)
師葉 美月
前回、波香に帰らないでと言われた勇武!
果たして、二人の運命とは...
私は、勇武さんを引き留めた。
「勇武さん」
「な、なんでしょうか」
「わたし...私、勇武さんのことが好きです!」
初めてだった。初めて、自分の思ったこと言えた。
たった一つだけの、私のわがままを...
「え?」
勇武さんは、少し驚いた様子だった。
私は、自分の思いをすべて伝えることにした。
「勇武さんは、優しくて、かっこよくて、私にはもったいないくらいの方です。私がひどいことしても、勇武さんは助けてくれました。」
「...」
「私は...あなたに一生を捧げます。だから!」
「...]
「...」
私が言おうとした時、勇武さんの唇が、私の唇に触れた。
「...え?」
「...その、あんまり...言うな...はずかしいだろ...」
「...え、じゃー」
「お前が決めた運命だからな...覚悟しろよ...」
勇武さんは、優しく、私を包み込んでくれた。
次の日、私たちは勇武さんのお父様と、美月さんの所へ行って、結婚の報告をした。
お父様はすごく喜び、美月さんは少し心配そうな顔をしていたけど、納得してるようだった。
「ええ?波香ちゃん」「なんかあったら、すぐにあたしに言うてな」「すぐに飛んでってこいつのケツをしばくから」
「だから、何もしねぇって!」
勇武さんも、何処か楽しそうだった。
「おぉ!よかったなぁ」「にしたかて、波香ちゃんが結婚かぁ」「相手はまともな人やんな?」
「当たり前ですよ!」
成瀬先輩も、私の結婚を喜んでくれた。
「よかったわぁ、これでうちも前に進めんで」
「え?」
「実は、うちも彼氏ができたんやわぁ」
「そうなんですか!?」
「波香ちゃんも上手くいきそうやし、これから頑張ってなぁ」
もちろん私の親にも連絡をした。
最初はとっても驚いていたけど、私が決めたことなら否定はしないって、そういってくれた。
そして、それから数日、
「波香、荷物はここでいいか?」
「はい、大丈夫です」
私たちは引っ越しをし、本格的な新婚生活の準備をしていた。
ここで、新たに新婚生活...
何処か不安もあるけど、今は楽しみのほうが大きい感じがします。
「...波香」
「ん?どうかしましたか?」
「...これから、よろしくな」
「はい」
これは、"優柔不断"だった私、東亜 涙香が、
"殺し屋"で世界一カッコいい夫、師葉 勇武さんに、
"リード"をしてもらう。そんな物語だ。
今回はご愛読ありがとうございました!
これにて、この物語は終了となります。最後まで見ていただきありがとうございます。
これからも、書き続けていきますので
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