レビューを書いてみよう!
(4):レビューの書き方
何度も言いますが、レビューを書くのは決して難しくありません! そして、レビューを貰った作者さんはめちゃくちゃ嬉しいです! 「上手く書けるか心配」という気持ちは捨てて、とりあえず書いてみることを強くオススメします。以下はそのテクニックです。
・作品を全部読まなくてもレビューは書ける
レビューを書くにあたってまず最初にお伝えしたいのが、『作品を全部読まなくてもレビューは書ける』ということです。
作品によっては100話を超えているもの、50万字を超えているものなどがよくあるので、それを最後まで読んでいてはかなりの時間を要してしまいます。
もちろん面白い作品であれば最後まで読んでしまいますが、レビューを書くという面で考えると、作品を最後まで読まなくても書くことができます。作者としては最後まで読んでくれた方が嬉しくはありますが、それよりもレビューが欲しい。多分皆さんそう思ってます。
私の場合は平均8話くらい読めばレビュー書くことができます。3話まで読んで書いた作品もあります。あくまでオススメする文章を書けばいい訳ですから、内容を極めなくても褒めるところがいくつか見つかった段階でレビューは書けます。むしろその方が無意識のネタバレを防げていいかもしれないです。
どうですか? 少し気が楽になりましたか?
・作品の特徴を探そう
当然の事ながら、作家さんによって作品の特徴、そして力量も様々です。
あまり評価されていない作家さんの作品は、確かに力量不足な面も散見されることは事実です。
が、必ず良い点は見つけられます。それをレビューに書けばいいのです。ひたすら褒める。これがレビューの鉄則です。
例えば
「表現力が豊か」(文章面)
「親しみやすい文体で読みやすい」(文章面)
「ルビの振り方がかっこいい」(文章面)
「ギャグのセンスが秀逸」(文章面)
「個性豊かな登場人物」(キャラクター面)
「主人公に感情移入しやすい」(キャラクター面)
「ヒロインが可愛い」(キャラクター面)
「舞台設定が凝っている」(設定面)
「一風変わった世界観」(設定面)
「実際に存在する場所が舞台になっていてわかりやすい」(設定面)
などなどなど……様々な側面からいくらでも褒める要素は出てくるはずです。
・文字数について
『小説家になろう』のレビューの文字数は150字以上、400字以内です。文字数多いから書けないかなと思ってる方多いと思いますが。これは私から言わせてもらうと短いです。逆に削らなきゃいけないくらい。
後述するテクニックを使えば150字なんかすぐに突破します。気楽に書いてみてください。
・本文は簡単なあらすじ&ジャンル名から
レビューですから、読者さんにこの作品はどういう作品だよって説明しないといけませんね。
というわけで、レビューはまずジャンル名から書き始めるのをオススメします。
「この物語は、呪いをかけられて獣人になってしまった王子を、偶然出会った魔術師の少女が救おうとする……という健気なハートフルストーリー(私が書いたレビューより抜粋)」といった感じです。
これに、前述した作品の良さを追加して、少し肉付けするだけでレビューは完成してしまいます。
・タイトルについて
レビュータイトル。これが一番悩みますが、気の利いたキャッチフレーズが思いつかなかった方は『どういう作品なのか』を書くといいでしょう。ヒントは作品のあらすじページに転がっていることが多いです。『〜なファンタジー』みたいな感じで作品のジャンルを適当に修飾したものが無難ですね。