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幸運値に極振りしてしまった俺がくしゃみをしたら魔王を倒していた件  作者: 雪下月華
第四章

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登場人物紹介




ドワーフ王国ドワ娘編 登場人物





【フレデリカ・ヴィオヲール】


ナウグリム王を父に持つドワーフ王国の王女。


通称“ドワ娘”。


通称といってもそう呼んでいるのはラックのみ。


容姿は銀色の髪をツインテールに結った小柄なドワーフで、俗にいうロリっ娘である。

  とはいえ、ドワーフ族は人間に比べてはるかに長寿であり、実はラックよりも年上。実年齢は不明。


大地の加護を受けているドワーフ族らしく、土系統の魔法を得意としている。



【ドボルゴ】


ナウグリム王の命を受け、フレデリカの身辺警護に当たっている老齢のドワーフ。

 

 ドワ娘が幼い頃から教育係としてずっとそばに仕えており、彼女にとっては家族のような存在でもある。


 ドボルゴはナウグリム王に対して畏敬の念を持っており、王女であるドワ娘に対しても少なからずそういった面がある。

 

 そんな敬うべき王女に不届きな態度をとるラックを敵視している。


 大多数のドワーフ族の男性に言えることなのだが、ドボルゴも例にもれず魔法はほとんど使えない。



 

 

【ナウグリム・ヴィオヲール】


フレデリカの父親であり、現ドワーフ王国の王である。


保守的で排他的なドワーフ族には珍しく、他種族との繋がりを広げようと模索していた。

 しかし、大臣のトールキンの裏切りによりファムスル城の奥深くに幽閉されていた。



【トールキン】


 ドワーフ王の右腕にして実務全般を取り仕切っていたドワーフ王国の大臣。


かつての辛い経験から他種族を忌み嫌い、ナウグリム王の施策に反対していた。 

 

 ラックたちに追い詰められたトールキンは狂戦士の薬を使い、すべてを道連れにしようと試みるが、最後は女神フレイとフレイヤの持つ大剣に押しつぶされてしまう。




【ガイア】

 

 炎の金づち亭の主人。


 元王宮兵士長であり、ナウグリム王とは旧知の中でもある。

 

 ファムスル城で起こったある事件の責任を取る形で兵士長を退役した後、鍛冶職人として腕を振るっていた。



【タフィー】


 炎の金づち亭の看板娘。ガイアの孫娘であり、彼とは違い非常に愛想がよい。



【オルテガ】


 ガイアの下で働く鍛冶見習のドワーフ。



【ハンス】


 ガラドグランで働く町医者。


 薬学を専門にしており、彼の作る薬は非常に評判が良い




【ヒヨルド】


ガイアが王宮兵士長だった頃の直属の部下。


 親善試合の準決勝直前に、どこからか手に入れた狂戦士の薬を使ってしまう。


 自我を失ったヒヨルドは命尽きるまで暴れまわり、ドワーフ族が数百名も犠牲になった。この件でガイアは王城を去ることになる。

 




【女神フレイとフレイヤ】


ドワーフ族が信仰する美、愛、豊饒そして戦いの女神。



【ドワーフ族】


男のドワーフは屈強な戦士が多い。ただ魔法は苦手である。逆に女性は魔法を得意としている。


男女問わず言えることは、高度な鍛冶や石工、工芸技能を有しており、優れた匠として広く知られている。


あまり他種族との交流を好まず、普段は国から外に出ることはあまりない。







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