表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/35

灰皿

僕はお皿の名前をもらったゴミ箱


時々、用も無いのに肩をトントンと叩かれる


肩を叩かれる度に身体の上に熱い火の粉を降り注がれて


「熱い!」

「熱い!」


って言っても聞いてくれない


火の粉が降り注がれるのが止むと、熱い火の塊を押し付けられる


「熱いぃぃ!」


って悲鳴をあげるけど、そのまま火の塊が付いていた棒を僕の中に置いていく


僕の名前はお皿が付いているけれど


食べ物を乗せる事なんて無い


別名『吸い殻入れ』なんて言われてる



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ