サイアクな出逢い
こんなもの、物語として成立するのだろうか…まぁ起きてしまったものは仕方がない、もう考えない、もうどうでもいい…そんなことより朝飯だ…
これは情報溢れる先の世界で起きた 最新世界を終わらせる バカが起こした奇跡の物語
青年は道に迷っていた。
「どこだ、ここ…。」
ふだんの帰り道を普通に帰っていればこうはならなかった、だが青年は迷ったあげくこう考える
「そんなことより美人の迷子でもいねぇかな…」
そうこの青年は少しバカである。正直に言ってまともではない。「美人の迷子でもいりゃあ俺が本気になれるってのに、俺が本気になれば…」
なにか言いながら青年はふらふらと歩く。「うわっ!」
青年の世界はなかなかの速度で地面だけになり鈍い痛みが足や手に伝わる。 そう青年はコケたのだ。
「った!」
青年は急いでだれにも見られていないか確認した いや、確認しようとした。だが青年の目前にはなにかが地面に突き刺さっていた。
それはぬいぐるみのような、柔らかそうな物体だった。
「え?なにこれきもちわる」
まぁそれには同意である。路地裏の地面にぬいぐるみが突き刺さっている状況は気持ち悪いだろう、不自然すぎる。
ズッコケ青年はまるで何事もなかったかのように立ち上がり落ちていた小石をぬいぐるみの近くに軽くなげた。……反応はない。
「帰るか。それより腹減ったし、家にカットバンあったっけかな。」
「マチナサイ!ソコノ!ニンゲンノヒト!」
……
…
「いや、むりだ怖すぎだろ、サイアクなパターンだ」
初めて書きます!温かい目で読んでください。