孝行はこうしてこう?
親孝行、というと何をしてきただろうか?
私は初任給でご飯をご馳走したような……
曖昧だが、そんな気がする。
初ボーナスで超高いゴミ箱を買った
のはよく覚えているのだが。
あとは一人暮らしから実家に戻り、
数年一緒に暮らしたこと。
家賃も生活費もだいたい折半、
家事やご飯は私の方が作る日が多かったし、
まあ孝行にカウントしてもいいのかな、
と考えている。
これをまた、友だちや知り合いに
「親孝行とか何した?」と聞くと、
割と個性が出ていて面白い。
プレゼントが多いが、
旅行、エステチケット、
カタログギフトなどなど……
親の嗜好に合わせて工夫していて、
みんなえらいな〜と感動する。
タイミングは初任給や初ボーナスが多い。
ふむふむ……でも、そのあとの孝行となると、
あんまりタイミングもないよね。
結婚?上京とか実家と離れる時?
でも現実的によくあるのは、
孝行したい相手がいなくなってしまう時が
近づいた時、かもしれない。
「もっと一緒に旅行しとけばよかった」
「もっと話したかった」
気づいた時にはもう、その願いは叶わない。
ドラマでもないのに、
ドラマみたいなセリフで、
ドラマみたいなストーリーになるなんて
皮肉もききすぎる。
逆に介護などで燃え尽きるほど
孝行しまくった!という人もいる。
年齢的にも仕事も脂がのって忙しい中、
介護と両立してがんばったんだという話も聞く。
結局、孝行はこうしてこう!という正解は、
自分にしか出せないんだろう。
どこで満足を覚えるか、
自分にとってのベストを尽くせるかは分からない。
だから日々ちょっとしたメッセージの
やり取りだったり、
会える時に都合を合わせて
会ったりする時間を大切にしよう。
忘れてしまっても、
感じた温かい温度はきっと覚えているから。




