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まちまちの手遊び  作者: 佐智 こさじ
2025
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朝と山々、それから私。

最近都心とうって変わって、

木々に囲まれた生活をしている。


『思えば遠くに来たものだ。』という一文が、

私にも似合う(かもしれない)日が来るとは。


木々は針葉樹林と違って広葉樹林が多く、

その中でも竹やシダ植物の生命力には

圧倒的な支配力を感じる。


果たしてこれらを木々と言っていいのか……

は疑問だけれど。


山道、トンネル、ぽつんと建物。


そんな環境を通り過ぎながら過ごしていると、

だいたい睡眠ルートに入るので

起きてまじまじと風景を

眺めることがほぼほぼなくなってくる。


最初はウキウキとした、ワクワクとした

気持ちで観てられるのだけれど、

田舎民にとっては大切な睡眠時間に

換算されるのだ。


それでも、やりたいことのためには

こんな隙間時間というものも

駆使していきたいところである。


そうやって睡魔と闘いつつ、ふと窓を

見つめる。


立ち昇る日の光がこの真夏でも優しく感じる。


どこからか湯気立つ煙が真っ直ぐに天に伸びていく。


窓ガラス越しの空気が見えるようだ。


「やっぱり外をぼーっと眺めるのはいいなぁ」


と思っていたら、案の定意識を手放していた。


そして私はまたまたすっかり都会の通勤戦士に

なっていたのである。


……これが自然のもつリラックス効果

というものだろうか……。



釈然としない気持ちと悔しさを胸に、

今日も定時ダッシュを目標にして

仕事に打ち込むことにした。




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