友だちだから、心配したい
元気がなさそうだなあ。
疲れてるのかなあ。
と考えていても口に出さず、
いつ声をかけるか逡巡する。
そんな時が、たま~にある。
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友だちだから、心配したい
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さすがに学生の時ほど毎日会うわけでは
ない、就職後にできた友だちでも、
付き合いが長くなるとわかることがある。
元気があるか、ないか。
体調が悪いか、悪くないか。
「なんか調子悪い?大丈夫?」
…と、声をかけるか、かけないか。
そんなの声をかけるに決まっているじゃん!
何を当たり前のことを!と思う人も
いるかもしれないけど、
社会人でこれを口に出すというのは
かなり空気を読む行動なのではないか。
口に出せば周囲の同僚には聞こえるし、
周り回って上司に話が行くこともチラホラ。
(みんなが心配してくれている、
いい職場である、という見方もある)
ただ、他人からの評価として
・体調管理ができてない
・自己管理ができていない
ということもあり得る。
社会人って。とにもかくにも世知辛い。
ただのなんとなくが大きな問題として
波及するかもしれない。
自分の勘違いで友だちの評価を落として
しまうかもしれない。
新人の時は何も考えずに、思うままに
「今日元気ない?」「大丈夫?」
などと言っていた自分が小憎たらしい。
どんな思いで仕事をしているのか。
どれだけ頑張っているのか。
そういう他人の努力にも想像が及ばない
と、予想外に相手を傷つけることがある。
極端な話かもしれないけど、それだけ
様々な人がいるという可能性を、
考えなければいけないのだ。
でも友だちだから、心配したい。
今日も私は少しずつ時機を伺おう
…と逡巡する。