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まちまちの手遊び  作者: 佐智 こさじ
2024
58/101

小さなポーチをしのばせて


学生の頃には全く使っていなかった

ポーチ。


社会人になって、その存在をありがたく

思っている。


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小さなポーチをしのばせて

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雑誌や動画サイトで見る、持ち物

ログが好きだ。


同じものを持っている人はほとんど

いなくて、物らの端々にその人らしさ

を感じるのは、なぜだろうか。


まあ電化製品系はさすがに皆同じような

ものを持っているが、付随するアクセサリー

がとっても増えたように感じる。


自分の好みのものを、不思議と人は集める

ことができるのだろう。


そんなことを考えながら、自分の持ち物を

振り返ってみると、うん、これも持って

いたほうがいいな…あった方がいろいろ

便利だな…と感じることが多くなった。


無色のリップクリーム、目薬、お守り。


そういうこまごましたものを

なんだか持ち歩きたくなってくるのだ。


そういう時に、ぽっけにしのばせられる

小さなポーチの存在に感謝している。


ぽっけに入るサイズで、入れてもまあまあ

目立たず、こまごました毎日持ち歩きたい

ものが入る。


なんて便利なんだ。


学生の頃は本当に自分の外見に興味が

無くて、というかその価値を見出せなくて、

見た目も省エネ化させていた。


だけどだんだん年を重ねるうちに、

休み時間にリップを塗る、とか

瞬きに気づいたら目薬を差す、とか…

そういうこまごました作業にいとおしさ

というか、自分をいたわる行動の価値を

なんとなく感じるようになった。


こういうちょっとしたことを、自分のために

積み重ねていきたいなあと思えるように

なった。


穏やかな時間は、たくさんの気持ちを

くれる。


そんなささやかな幸せを、小さなポーチに

ちょぼちょぼとためながら、

私は好きなものを心地よく持ち歩いて

行こうと思う。










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