文句と反省
歳を重ねると怒ってくれる人も少なくなる。
文句が増えてきたことを自覚したら、
それは老害の門扉の内側に入っていると
思った方がいい。
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文句と反省
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日々コツコツと生活していると、
いろんなことへの文句が湧いてくるのは
自然の摂理だ。
仕事なら、なおさら。
先輩後輩、上司部下。階級や勤続年数に
より差をつけながら日々の仕事は最終的に
各個人に割り振られていく。
時々中途採用で年齢が逆転することもある
けれど、だいたいの職場において、その
職歴が長い方が優先されるのではないだろうか。
仕事を遂行する職場において、人生の経験が
必要な場面はそうそうにない。
どちらかというと、職歴のうちの海千山千
の経験が火を噴きまくるのが職場だ。
だからこそ、人格というものがいかに
大事かを日々気づかされている。
近年ではお局という言葉も浸透し、
気軽にお局お局なんて言えるようになったが、
ともすれば自分もお局と言われる立場
であった。
すっかり若い頃気取りでいたが、そういえば
自分もなかなか人生が進んでいたのだ…
とショックを受ける。
ぼーっと生きていたいのに、確実に経過した
時間だけは裏切らないので、私は相応の仕事
をしなければならない。もくもくもくもく…
こうやって日々真面目に、静かに、
そしておとなしく仕事を遂行して生きて
いこうとしているのに、面白くないことは
向こうからワイワイとやってくる。
なんと腹立たしいことか。
しかもやってくるものたちが年々増えて
着ている気がする。
本当に嫌だと思う。
それと同時に時々すまなそうな言い方で
注意を受けることもある。
心だけ若い気取りだと、すぐに文句が
四方八方に浮かぶが、これがきっと
老害という奴だろうと思ってぐっと
我慢する。
そして自分がとっても矮小な心を持って
いることにハッとされ、穴を掘って
埋まりたくなる。
注意してもらえることがありがたいのに、
やっぱり意味のないプライドが育って
いたんだなあ、と恥ずかしく思う。
どうやったらこの『恥』の感情と
うまく付き合えるのだろう。
きっとこの付き合い方が分かれば、
少しでも老害化が抑えられる気がする
のだけれど。
そんなくだらないことを頭の片隅で
演じながら、しっかり確認して仕事
しよう!と気合を入れ直すことにした。
今日も注意してくれる周囲に感謝。
そして間違えてごめんなさい。




