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まちまちの手遊び  作者: 佐智 こさじ
2024
18/101

脳内おしゃべり

私が今書いているこのエッセイ

(もどき?)は、現在、主に私の

脳内おしゃべりから生まれている。


----------

脳内おしゃべり

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感覚、というのは意外と千差万別で

よくよく他人と話してみると


「え!この空気感を感じないの?」

「そこまで敏感にとらえられるの?」


という新たな発見が多かったりする。


特にあまりそりが合わないと

自分が思っている相手にこれを聞いて

見ると、俄然面白いのだ。


「こういう時、どういう風に感じるの?」

と聞くと、


「えっ!そう感じてたの?」

「ええ?何でそうなるの?」


と思わず言ってしまうほど、

自分と相手の感覚は全然違うことが

分かったりする。


「そりゃああなたもやりにくいよね」

と思わず共感することもある。


具体的な例えとしては少し分かりにくい

かもしれないけど、


この秋を感じる肌寒さの中でも

半袖の人、コートを着てる人、

長袖の薄着をしている人…と

いるように、


涼しいという気候一つでさえこんなに

服装の選択肢があるのだ。


そりゃあ視覚的に分かりにくいものの

感じ取り方なんて、この気候の例え

以上にバージョンが多いに違いない。


そうなると、発言一つとっても

考えをめぐらす機会が増える。


特に対外的な場面、仕事になるとなおさら、

いろんな側面から物事を見ないと

泣きをみる結果にだってなる。


だから、私はいろんな脳内おしゃべりを

する癖がある。


脳内おしゃべりとは、脳内で自分で意見を

ぺちゃくちゃとしゃべっていくことだ。


そういえば似たようなもので、

これを自分会議と読んでいる物語も

最近よく見かけた。


しかし私の場合はどちらかというと

会議よりも簡単に、感情的に、とにかく

ぺちゃぺちゃと他愛ないことを

お話している感覚なので、

脳内おしゃべりと読んでいる。


私の周りだとひとりっこの人に

共感してもらえることは多かったのだけど、

どうだろうか。


そんなこんなで脳内おしゃべりから

なんとかんとか文章に想起できたもの

がこのエッセイになっている。


できればもう少し!面白く、文章が

楽しく美しくなっていければいいのに…


と歯がゆい気持ちも込めながら、

今日も今日とてぺちゃくちゃと

静かにしゃべるのだ。












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