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まちまちの手遊び  作者: 佐智 こさじ
2024
17/101

これが妖怪ホンスキーか

妖怪【ホンスキー】:

たくさん本を読むを読む妖怪。

時間も仕事も忘れて本を読む。

とにかく本を読むので、本の

補充に四苦八苦してお財布を痛める。

造語。


----------

これが妖怪ホンスキーか

----------


読書が趣味、といったらたいてい

「頭がいいね」

「すごいね」

と褒めて頂けることが多い。


きっと歴史上の偉人に本好きが多く、

これまで多くの読書家が築き上げた

信頼とイメージの元に成り立っている

のだろう。


残念ながら私は全く違うので、

このイメージを都合よく利用させて

頂いている。


だがしかし、自分の能力に見合わぬ評価

は己の首を絞めてしまうので、

最近はちゃんと現実を正直に話すように

した。


「いえ、勉強と読書は違いますから!」

「趣味それしかないんです!」


…とはいえ、最近はこの読書の趣味が

悪影響を及ぼしている。


もはや呪われているのかというレベル

で本を消費している。


一日一冊はもちろん、日で計算すると

一日2~3冊は読んでいる。


…仕事しながら。


なぜ!なぜだ!

読みすぎだ!


もちろん他の勉強は何一つ進まず、

仕事の本は一ページたりとも読めていない。


…これはもう、妖怪か何かだと錯覚したい。


あまりの本の消費のために

リアル図書館に通う頻度は多くなるし、

電子図書館の入れ替わりも激しいし、

毎日持ち歩く本は最低2冊なので

重たいし、

仕事の本を読めればいいのにそっちは

全然ページが進まないし、

こう、役に立つ方向に行けばいいのに、

全くその気配さえ、ない。


だが、好きな本は湯水のごとく

ざぶざぶと読んでしまう。


あんまりにも怖いくらい読書冊数が

増えるので、これを【妖怪ホンスキー】の仕業

とする!ことにした。


…もしこれが自腹で買っている本

だったら、発狂していたな…。


図書館と言う制度を全国に浸透させて

くれた偉大な先人たちに大感謝しつつ、

今日も存分に【妖怪ホンスキー】の

生態にせまろうと思う。


…いや!これは検証だから!

決して、本が読みたいからではなく

仕方なく【妖怪ホンスキー】の正体に

近づくために読んでるだけだから…










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