新しいスケジュール帳
毎年、スケジュール帳を買う。
そして一年書ききったことは人生で
一度もない。
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新しいスケジュール帳
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手帳はアナログ派だ。
書くことがとにかく好きで、手には
鉛筆だこが数個ある。
右利きなので、右腕だけが左腕より
薄ーくひとまわり大きい。
指は力が入ってしまうからか、左手
よりひとまわり小さい。
もう数十年も続けてきた私の生き様
が、こうして身体に刻み込まれて
いくのはとても面白く、
そして自分の歴史を感じるので
案外嫌いじゃない。
そんなわけで書くという行為を一つ
でも増やしたい私は、
スケジュール帳をまだ買っている。
「一年も使い切らないのに勿体ない」
と思う時もあった。
スケジュール帳って結構高いから、
毎日書き続けられた実績のない私には
つまらない贅沢品になってしまう。
だけど、手元にスケジュール帳があると
ふとした時に、
「予定を書いておこう」
「あとどれくらい今月があるのかな」
と気になった時にとても便利だ。
ちょっとした書つけや日記にするまでも
無いこと、小さな達成目標もなんとなく
書ける。
そんな人生のメモ帳を持っている自分と
いない自分とでは、なんとなく頼もしさ
というか…未来の自分の解像度が違う
気がするのだ。
たぶんもう少ししたら否が応でも
仕事でスケジュール帳を多用する
ことが増える(はず)。
その時に買うであろう大きめの
スケジュール帳も、だいたい目星を
つけている。
人生のステップと一緒にいろいろな
スケジュール帳を渡り歩いてきた。
女性がコスメをお守りにするように、
私は自分で暮らす生活のお守りに
スケジュール帳をこれからも使って
いきたい。
そんな気持ちで来年のスケジュール帳を
買った。
予定はまだない。
目標を少しずつ増やすのだ。
楽しく、コツコツ、そして私らしく。
今日も気が向いたらスケジュール帳を
書いていこう。




