私はこういう作品が好きだけど、周りはそうでないらしい。
こんにちはーこんばんはー。
今回は「自分の好きな作品を語ろう!」という主旨の内容です。
これ、なろうの良くないところだと思うんですけど、テンプレ以外を否定する文化が(一部に?)あるじゃないですか。
例えば「テンプレを使わないとランキングには載れない」だとか。だから「テンプレじゃなきゃ駄目」みたいな。
前者はそういう事実があるので構わないんですけど、でもだからと言ってテンプレ以外が駄目なわけではないですよね?
そういう発言を目にしてしまうと、それ以外が好きな人はどうしても反感を抱いてしまうというか、「テンプレが駄目な理由」を考えてしまうのではないでしょうか。
私自身もそういうところはあって、別にテンプレが嫌いじゃないのにテンプレの欠点を探していた時期もありました。
そんなわけで誰かに否定されずに自分の好きを語れる場を作りましょうってことで、忙しくて遠のいていたのですが久々に筆を執りました。
皆さんにお聞きしたいのですが、皆さんはどんな作品が好きですか?
今、どんな作品を読みたいですか?
さて、他人に求めるならまずは自分からということで、私の好きなのを書きたいと思います。
私はよーいドンで始まる作品が好きです。
皆が同じスタートラインに立っていて、そこから才能や努力を駆使して一位を目指すような作品。
皆の差が大きくないからこそ、物語の『中で』起きたことが結果に直結します。だから一位の価値を読者である私も共感、共有出来ます。
途中でチートのテコ入れがあっても問題ありません。
ただ、他者も同様にチートを見つけて自分の立場を脅かすみたいなイベントは欲しいかも。
そういうのが物語に幅を持たせるきっかけになると思うんですよ。
他にも序盤は説明が多めの作品が好きです。
「兎に角話を進めろ」という方々の作品に喧嘩を売ってるようなもの言いですが、私の中では別に喧嘩を売ってはいません。
物語を読むに当たって、「進めるために必要な情報」と「理解するために必要な情報」の二つがあると思っています。
この二つのバランスが取れている作品が好きなんですよ。
なろうの多くは「進めるために必要な情報」にかなり配分を取っていて、「理解するために必要な情報」がかなり少なめです。
そのせいか途中で物語への理解が追い付かずに「なんでそうなるの?」って思うことが結構あります。
私はその書かれてない部分を補うために何度も読み返して疲れてしまうのです。
そんな感じなので、私は「頭を空っぽにして読める」がいまいち良くわからなかったりします。
「頭を空っぽにして読める」というのは、情報が出揃っていて引っ掛からず頭にすっと流れ込んでくる状態ではないのでしょうか?
後者が少ない作品が嫌いとまではいかないのですが、今は世界観にどっぷり漬かれる作品が読みたい。
あー後、今はスローライフが読みたいかも。どちらかと言えば日常系に近いスローライフです。
物語を書く上でハプニングはどうやったって必要になります。ただその振れ幅が小さいやつです。
村が魔物に襲われたとかそういう感じではなくて、例えば「新しい服を買った」みたいな。
それを見た友人たちでワイワイ談笑するみたいな。
田舎を題材にした日常系だと、通学途中で「猫がぐでーっと横になっていた」みたいな。
気になってみていると友人が来て「一体何をしているの?」って感じで話が展開していくみたいな。
こういうのは多分、エッセイで癒される感覚に近いのかな?
丁度良い機会ですので、むかーし働いていた会社の専務の言葉をここに残しておきます。
「僕たちは毎日同じ仕事をしている。でも、毎日違うハプニングが起きている」
お礼一つ、クレーム一つを取っても、同じようで一つ一つ全部違うんですよ。
その少しの違いを楽しむ、或いは少しの違いを無視しないスローライフが読みたいです。
あまり多くを書き過ぎてもぐだぐだしてしまいますので、このくらいにしておきましょうか。
私が好きな内容はまだまだいっぱいあります。デスゲームだって好きですし、俺TUEEEだって好きです。恋愛もロボットも推理もテンプレも好き。
全体的に今読みたいものになってしまいましたが、それだって私の好きな作品の一つですしね。
皆さんにもう一度お聞きします。
皆さんはどんな作品が好きですか?
今、どんな作品を読みたいですか?
感想でもメッセージでも、エッセイを書くのでも何でも良いので反応をお待ちしております。
お読みいただきありがとうございました。