あとがき キャラクター編
あとがきもこれで最後。
せっかくなので各キャラクターを思い出しながら一言二言。
ルゥト・デュナン
言わずもがな本作の主人公。
登場当初より「人ではないもの」として設定だけしてた。
そのため謎だらけのキャラとなったせいでキャラクターとしては薄い人になりましたねw
出すぎずの姿勢のせいで「無双」しかなkったため(むしろ負けが多い)タイトルの無双は途中ではずしました。
キュリエ
我儘王女、の名に恥じた泣き虫さんでした。なんとなく「泣き虫さん」と呼んでたんですが思いのほか泣いてばかりの弱い女の子でしたが後半の物語を動かしたのは完全にこの子。
さらにルゥトの前では我儘がでるところあたり上手くできたキャラでした。
終わってみればこの作品の主人公はこっちでした。
シュナイゼル、ランカイゼル
「元ネタ」に狩りにいくシーンがあってそこで思いついた鷹コンビ。
ちょこちょこ出てきますが影が薄い。元々ルゥトの使い魔的存在で逐一キュリエの報告をしているという設定があったがめんどくさくて書いてませんw
ちなみに実はもう一匹いる、という設定ですw
アーウィン
「元ネタ」ではガイの立ち位置なのですが王都へ入るのにバトルはしたくなかったので急遽承認に変更。サブタイトルにもなってたのではずせなかった。
メリル
アーウィンの奥さん、イメージは某魔女作品のパン屋のおかみさん
ガイ・フレアリザード
「元ネタ」通りに近い人物像。
「フレアリザード」のサブタイを回収するために苗字が決まったwwww
出た当初は「ぼちぼち強い凡人」のイメージで作ってます。
そのため訓練では泣き言をいう人ですな。
後半の再登場は決めてました。たった1ヶ月一緒にいただけのサラを想いすぎだろ、となって出すかどうか最後まで悩んでたんですが、出しといて正解だった。
最終戦争でルゥトが動き回れたのは彼の存在が大きすぎた。
マッケル以降行方の分からなくなったルゥトを探して転々として傭兵になり、そこで周りに世話を焼いてたら頭にされた。という経緯になってます。
ちなみに最終戦以降はアウルストリアに残ってその後将軍にまでなっています。
本作中一番将軍の器に相応しい男にまで成長してます。
サラ
「元ネタ」に準拠してるんですがあっちは出てきただけの印象の薄かったのがもったいないなーと思ってこう味付けされました。
周りに死を振りまくチート能力持ちです。
下手するとルゥトでも死にますw
本人に制御はできない、という設定。
このころには黒幕の設定もおぼろげにできてたので龍の血の因子を人に植え付ける実験の実験体。という設定です。
30人近い同じ実験体がいましたが生き残ったのは彼女だけ。
そのため「おねーさん気質」だったのです。
何を考えてるかわからないが物事の本質だけは掴んでいたようです。
中盤の物語を割愛したときに、急遽死亡しましたw
そのためなぜ死んだのか?どう死んだのか?は考えてなくて物語を勧めながら作った次第で。
実は作者もわかってませんw
みんなの心に残る人物のようでたくさんの人の心に残ってますw
バーンド
「元ネタ」ではなろう作品によくいるイキリクズ三下だったのですが
三下がかっこよく主人公に負ける決闘。がやりたくて頑張り屋さんとなりました。
能力的には凡人です。
頑張り屋さん設定がキュリエを彷彿させてルゥトが世話を焼く、という内容が沸いたので結構好きでした。
訓練校卒業後は帝都近衛師団で貴族特権で順調に上に行きます。
でもルゥトたちの出会いは彼をまっとうにさせ、己の能力に似あった仕事をして部下に好感を持たれる上司、上にはよきサポート役として信頼されてます。
ちなみに上司はジグナルですww
兄妹がすべてくそで無能に育ったため家を継ぐ継がないで揉めてます。
出世頭で性格もいいので社交界ではモテモテ。
第ニ皇女 リメエラ
「元ネタ」で第二ヒロイン的出てきたのでどう扱おうかと。本作はメインヒロイン一本で行くと決めてたのでどうしようかと思ったが、以外に見せ場もあったがその後出番はなかったw
おねーちゃん大好きのレズっ子という設定持ちw
ハギュール少将
主人公の出世のためだけに用意してたよき理解者的立ち位置。
残念ながら中盤がすべて割愛されたため出番はなくなったw
作品後は引退した、としています。
ギーヴ
ザ!!なろう主人公!!
を意識して作られた本作のラスボス。
「おれなにかやっちゃいました?」を素でいく人を周りから見たら奇人変人。をやりたかった。
自分の一番嫌いなタイプのキャラなんですが動かしてみるとこれが面白い。
もう好き勝手やらせても「こういうキャラだしな」で済むところがやばいw
所々無自覚を自覚的にやってる描写を入れれるのが超たのしかったです。
本作の単体戦闘力№1(変身なし)
ほんとに一騎当千できるほどの実力の持ち主。
故にラスボス感満載でラストバトルは楽しくかかせていただきました。
天馬の処理に困ってたのを一撃で落としてくれて超助かったww
ミーニャ
ギーヴのヨイショ要員
彼のために生き、彼のためにすべてを捧げ、彼が野グソをしても全力で褒め称え喜ぶ。
つまり母親です。
そう考えるとなろう作品好きな人はマザコンなのかもしれませんね(暴論)
ギーヴの母親、と決めた地点で真のボスと決まってました。
彼女もサラと同様実験の産物。
サラと違い精子事態に龍の因子を組み込んで人間に産ませたという設定になってます。
能力は相当引き継いだものの精神的に安定にかけ使い物にならなかったところで
次の実験、人間の子を宿す、という実験でギーヴを出産。
ギーヴの父がカリシュラム辺境伯だったため母とは名乗れず付き人としていた。ということになります。
ギーヴが生まれてからは彼に依存することで精神的に安定してたという設定。
最終戦は割愛したわけですが異能力バトルが繰り広げられた。とだけ書いておきます。
ジグナル
士官学校に上がった時の同級生1
いないとおかしいもんね。というだけの理由で作られ
一番影が薄い人。ザ、優等生のイメージ。
作中はでてこなかったけど近衛兵団の重鎮にまでなってる設定。
バーナル
士官学校に上がった時の同級生2
ナンパなクラスメート。
とくに考えなく出したけど隠密とレンジャー技能はぴか一という設定をもらい
唯一ずっとルゥトといた仲間になった。
本来、サラと一緒に死んでるはずでしたが
影武者案を思いついた時に復活wwww
その後も生き残ることができました。
レノアと結婚したけどその後別れた、という話を考えてました。
作者の中では3回くらい死んでますw
カリーナ
士官学校に上がった時の同級生3
思い付きで作った女の子。ちょこちょこ絡ますかーと思ってたくらいのところに
訓練偏で大化け。
将器を持つ戦略家的な席についてその後もでてくるキャラに。
けっこーお気に入りですごい能力の反面もろい人間性という設定を持ってます。
その後はレノアと一旦分かれて一人で四苦八苦するも上手く行かず
腐りかけたところにレノアが戻ってくるというお話を考えてましたw
2人の友情話書きたかったですな。
レノア
士官学校に上がった時の同級生4
気が弱いけど戦闘能力が高い、と設定してからそれなりに出番ができた人。
ラストバトルでは影の功労者。
作者の中では人類最強の戦闘力としています。
あまり影がなかった前半と違い、後半はキャラ立ってきた人。
その後バーナルと一緒になるも彼の勧めでカリーナの元に戻っている。
カリーナとは2人で一つ。
リリリカ
驚いたりびっくりしたりする人w
名前が好きw
バッシマー
レッツ筋肉咬ませ。思った以上に性格悪そうで好きでしたw
その後出てくることはなかったけど結局軍を辞めて野盗とかやってそうw
第一皇女 ミレリア
怒ると怖いおっとりおねーさん。
中盤敵地に残されるなどの物語で出番が用意されてたがカット。
後半も戦場に間に合わないという落ちで出番なし。
なにかとかわいそうな人。
第二皇子 リーンハイド
奇天烈な人間性の戦の天才。
本人は帝位を継ぐなら兄か弟。と決めてたがどっちいなくなってしまった。
皇帝即位後に副官だったヴィーアと結婚している。
この二人の掛け合いはもっと書きたかった。
ダン
キュリエの父、アンリエッタの夫。
リーエントの口調はこの人の真似という設定がある。
執事としても彼を真似てたリーエントが人生で唯一敗北を感じている相手。
そしてそれ以上に大事な友人。
温和でやさしいが戦闘力はない。執事としても並よりましくらい。
ただアンリエッタのために生き、そして死んだ人物。
第三皇子 ゾルディス
皇子3人の中では一番有識者。
政務に絶大な能力を発揮したが父親には軽視されてた。
それはコンプレックスとして彼の性格を歪めてしまった。
最後いい人で終わったのは作者の中で意外。
もっと小物のよていだったw
天馬パメエラ
もうひとつのチート。
戦争絶対負けないマンだったため毎回落とされる羽目にwww
チート能力ってそれだけで物語終わっちゃうから使い辛いんですよね。
キュリエの魅力を底上げしてくれたキャラでもありました。
ルゥトとは旧知の中、彼の本性を知る少ないキャラですね。
女王アンリエッタ
登場しないはずの人物の予定でした。
あるいは途中で死んでてもおかしくないw
キュリエの初陣の際に勝手に飛び出してきたため登場となり
結果最後まで生き残れた人w
この物語のすべての始まりの母となってます。
ルゥトの初恋の人。でも彼女はダンのことが大好きだったので結局うまくいかなかった。
ログッソ将軍
マッシュアで戦死してます。
バリシャフ将軍
アウルストリア軍の懐刀。彼がいなければ戦場に兵すら立たせれなかったレベル。
最強の事務屋
ジンゴッド将軍
後半の驚いたりびっくりする将軍。
実力はあるが描かれなかった。
ザ武将!!といったキャラ
ログバード
脅迫の使者。小物。その後首だけは届けられてどっかにいった。
バールヴァル公爵
アンリエッタの後見人のよき理解者。
世界改変の話を唯一聞いている人間。
リーエントとも顔見知り。
第2話でリーエントの元に来たのは彼。
ゴウトン
帝国視点で戦略を書いて置きたくて用意された人。
ギーヴの存在を匂わせるための人でもあるw
その後また現れるとは夢にも思わなかったw
戦記物のわりに登場人物は少な目でした。
これにてこの作品は幕を閉じます。
奇跡でもない限りこの作品に手を入れることはないでしょう。
ここまで読んでくださった方には宇宙よりも広い感謝を。
面白いと思ってくださった方には第三世界まで感謝します。
色々とよからぬことをして作った作品ですが書いて、終われてすっきりしてます。
この先、皆様がよりよい作品とであることを願って。