あとがき 物語編
さて、作品を作るきっかけは書いたので物語についてのあとがきを。
本作は「元ネタ」のストーリーラインを踏襲しつつオリジナリティを与え、尚且つタイトルも回収。それを毎日やる。というかなり過酷な状況で物語を作ってました。
ありがたいことに「元ネタ」は無味無臭で物語背景もキャラクターの人生も存在しないままシナリオが進んでくれたのでこちらで都合が付けやすかったのは大変助かりました。
まずこの物語を構成するのは「我儘王女と有能執事」
この二人を主軸と考え、その後「戦争で成り上がる」こと、二人の恋のハッピーエンドを最終目的としてストーリーを構成しました。
必要だったのは戦争。絵になるのはやはり戦場で2人が相まみえること。
そして最終的なラブラブハッピーエンド。
ここら辺を意識して「元ネタ」から出てくるスパイスを加え料理していく作業となりました。
1話1話がまったく無意味な「元ネタ」に物語を与えつつ世界背景を与え、王国と帝国を対立させていく。
アウルスタリア王国を作る上で大事になったのは王女キュリエの立ち位置。
これは女王の治める国、という味付けを与えたことで彼女は次代の女王、という立場を得てその後戦争に出ていく土壌ができました。
さらに天馬を加えたのは我ながら妙案だったと思ってます。
次いで世界観の背景に「魔法は存在しない」としたことで女王アンリエッタとルゥトの過去が形成さます。
本編では必要ないとして省きましたが、お転婆アンリエッタの罪とは「世界改変」
魔法の存在していた世界から魔法を取り除いたという過去がここで作られました。
そして魔法の起源は龍。そのため龍は人に化けていた者3人を除いてすべて知能と魔力をなくした。という設定にしました。
これが最後の黒幕となり、魔法大国アウルスタリアが弱小国家となった要因となります。
さて、執事リーエントが国を出奔した理由は当然、戦争の回避。
そのために軍内部に潜入するために帝国に渡ったことになります。
そして学校編。
「元ネタ」があまりにも軍隊っぽくないので軍隊っぽくしたら大変大変。
膨大な量になり話数がずれるのを嫌って小数点まで使っちゃう始末w
さらに〇〇くもないのに何度も話数使ってくれるからエピソード作るのが大変で。
ただこのあたりで自分はアクションシーン書くの好きなことに気づけたのはちょっと嬉しかった。
お気に入りは「士官学校講義Ⅲ 実技教練」シリーズ。
今見るとちょっとひどいけど、ここのカリーナ視点で動く内容が書いてて楽しかったっす。
この後、「第26話 休日」をもって「元ネタ」に別れを告げます。
なぜならまだ、学校編をやってエンドレスワルツしてたからwww
もう無理っす。ってなった。
とにかく「成り上がる」ための土壌づくりをせねばならんから卒業させたかったこと、卒業に際して階級上げときたかったことでもう1エピソード挟み、卒業します。
そして戦場へ、の予定だったんですがここで話数はすでに40話越え。
当時のPVは1000行かないくらい。
もうこれ以上先はない、と感じ風呂敷を無理やりたたみにかかります。
年表に書かれたエピソードは考えていたんですが、やってたら200話越えそうなので割愛。
なによりいつまでたってもキュリエとルゥトの絡みがない。
ちょこちょこエピソードは挟むものの、「我儘王女」らしさすら全くない状況。
割愛した部分で捕捉するなら、ルゥトの目的である戦争回避はヴァッシュ王国が落ちるはずがないように動くことで回避できるはずでした。
ですがサラの暴走(じーさんが糸を引いてます)により首都マッケルが陥落し、その後のアウルスタリア侵攻となってしまう、という流れになってます。
これ以降、ルゥトの目的は黒幕を見つけ出すこと、戦争を終了に導くことに移行しています。
なお、カリシュラム辺境伯の目論見はある程度は把握してた、としていました。
学校編終了と同時に王国対帝国の戦争がはじまります。
これはもうほんとに行き当たりばったりでした。
毎回書いてる最中に展開を決める、みたいな?
その付けが帝国の内部分裂後に祟って、ここで筆が止まることになります。
とにかく謀反側、残された帝国軍、攻め込まれてるアウルスタリア。この利害が一致しない。
いや、一致はしてるんだけど上手く繋げれない。
もう無理やりつなげて最終決戦へとつなぎました、
そして最終戦。
ネックは天馬でした。
チートすぎて出てきた地点で負けがない。
でも出さないとキュリエの見せ場がない。
四苦八苦してた所に用意していたラスボスチート小僧が暴れだします。
哀れ天馬は出番なく落とされ、物語はとんとん拍子で流れましたw
概ねこの戦争は滞りなく進み、ラスボスとの対決もスムーズ。
真のボス覚醒となり戦争は終わります。
そして後始末。
いろいろといろんなパターンを考えてましたがつつがなく進みました。
真のボスは覚醒したもののバトルは割愛w
最終的なルゥトの階級は少将、そして新たな辺境領の伯爵となります。
この辺境伯の立ち位置は自分で言うのもなんですが絶妙でした。帝国軍人として成り上がったまま、2人のラブラブハッピー生活が確立されたので、もう思いついた時はうっはー!!(歓喜)ってなりましたね。
しっかし物語上わずか4年www無事成り上がりましたねーw
そしてずっと考えてたエピローグ。
子サラはサラの死を決めた時にこのエピソードを決めてました。
バーンドの出番もここしかない、とw
ルゥトやガイが出るバージョンも考えていたんですが
書いてみるといらないか、と思ってそのまま終わりました。
キュリエはまだ王位は継いでなく、王国のしきたりで婚姻後はしばし新婚生活と世継ぎ誕生を目的とした隠棲期間が与えられるとなっています。
その間、ルゥトの妻、クリシュナとして幸せな時間を過ごしてました。
ついでにキュリエの夫はリーエント。
これもアウルスタリアのしきたりで女王の夫は政治に関与することは許されてなく
公の場に出ることすら許されてません。
アンリエッタの夫、ダンも同じ境遇でした。
ちなみに彼は世界改変の代償をアンリエッタの代わりに受けたため亡くなっています。
まだまだ書き足りませんがだいたいの捕捉は以上ですね。
色々な制約があった割に大きな物語、世界観を構築できたと満足しております。
なにが一番きつかった?そりゃあこの制約で毎日更新してたことですよww
最後にキャラクター編のあとがきをもってこの物語を終えたいと思います。
もう少しお付き合いを。




