表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

捏造の王国

捏造の王国  捏造の王国 その27 “表現は不自由です…”展に対抗する“ニホンスゴイネ祭”に参加するぞ! 芸術は爆発するのだ!

作者: 天城冴

激甚災害に、大揉めの国際大運動大会会場移転に次々にくる災厄に対処するニホン国官邸のガース長官らだったが、新たなる災厄?に見舞われる。賛否両論のトリエンナーレ”表現は不自由です…”展が再開された上、対抗してネトキョクウ主催の”ニホンスゴイネ祭”が開催。ヘイトそのものと批判のあるその祭になんと、アベノ総理も参加したいと言い出したのだ!

深まりゆく秋の中、消費増税による大混乱やら国際大運動大会の会場変更騒動に次々に襲い来る台風被害、その他でニホン国が右往左往するころ、ここ官邸でもガース長官がうろうろとしていた。

「ああ、くそ、ついに再開してしまったか」

「長官、そのう、お考えになっているのは例のアレですか。一度中止になって、また再開した、トリエンナーレ“表現は不自由です…”展」

「そう、アレだ、アレをめぐってはもう一か月以上になるのに、まだいろいろとくすぶっている」

いらつくガース長官をなだめるつもりか煽るつもりか、シモシモダ副長官が口をはさむ。

「しかし、ネトキョクウの電話攻撃が復活してますし、台風被害や国際大運動会競技会場の移転話で、それほど話題になっては」

「そのネトキョクウの電話攻撃だが、職員に暴言を吐きまくり、“とてもマトモに人生生きてきた人間が言う言葉とは思えない”とか“『あんたチョーセン人?』とかいきなり電話口でいうなんて、失礼千万、常識のないオジサンとか嘲笑されているのだぞ!」

「まあ、アンケートとったら“鑑賞もしていないのにネットの情報でクレームをつけいる60-70代の男性”が大半とバレたそうで」

「ああ、そうだ。再就職もままならず、家では家事もできず、奥さんや他の家族にへばりついて顰蹙をかうような粗大ゴミと揶揄される高齢男性が主といわれているのだ」

と、自分がそういわれているかのようにヒステリックに叫ぶガース長官。その様子をみてニシニシムラ副長官は不思議そうに尋ねた。

「その、ガース長官、攻撃している輩は我々、政府とは関係がないのでは?なぜ、そんなにお怒りに?」

「それは、その」

素朴な疑問にうろたえるガース長官。気まずい空気を読んだシモシモダ副長官がニシニシムラ副長官の袖をそっとひっぱり耳打ちする。

「この展示会、ハギュウダンさんが交付金を中止にしただろ、それに内容がないようで」

「あ、そうか。政府の検閲への批判っていうか、アベノ総理やらジコウ党を暗に批判されてるから、もともと展示会自体快く思われてないってことか。でも、それも認めるのが民主主義国家ってことなんじゃ」

「まあ、その通りだが。アベノ総理やらハギュウダンさんとかは、そういう批判にデンと構えていられる神経じゃないしな、演説会で何か言われただけで拘束だし」

「確かに、無理だよね。あの展示会があること自体が耐えられないのかな」

「そういうことだ。つまり、電話攻撃する奴等は同じような蚤の心臓の同類…」

「二人とも、ヒソヒソ話はよろしい!」

と、真相を暴かれ更にいらつくガース長官が一喝。

「世界の嘲笑と侮蔑をかってもいるのだぞ、同類だからではない!オーサカだのナコヤだのの首長は人権も自由も理解できない田舎親父と嘲られておるのだ。まあ国内の野党からの攻撃は仕方がないとして、世界的にもニュースになったうえ、スペインのもの好きが例の像を買い取ってしまうし」

「テロ予告まがいのファックスを送った輩もおりましたからね。無事、逮捕されましたけど」

シモシモダ副長官は、さらなる炎上を招くようなことをいう。

「まあ、その、それについてはだな。“レトロなファックス使用予告犯一人捕まえられずに国際大運動大会が開催できるわけないでしょ、アホかいな”という指摘もあって」

「まあ捕まえてみたら、絵にかいたような寂しさ拗らせたネトキョクウ像そのものでしたし。表現は不自由です…をまさに体現したかのような現象だとネット上でもいわれてますし。再開に7分間座り込みで抗議したナコヤ市首長は“公務時間に7分間、って休日にやれよ”だの“ヘンノコ基地反対の座り込み婆ちゃんを見習え!”だの、さらに失笑を買っていますし」

「ううう、昭和メンタル化石オジサンとナコヤ首長は馬鹿にされるし。まあ、その通りなのだが、あの連中が我がジコウ党の補完勢力ともいえるし、ネトキョクウは支持者でもあるし」

「そういう昭和のノリはアベノ総理もお好きですからねえ。まあ総理のお身内依怙贔屓も昭和メンタルと言われますが」

「その昭和メンタルの支持者のおかげもあってでだな、すでにカイゲンも果たし、次は改憲という予定だったのだ。が、余計なクレームをいれたせいで例の像は世界で評判になって、改憲案にも注目されてしまった。草案では表現の自由もその、制限がかかっているのが、だな」

「あー、騒がれたせいで“ニホン政府は表現の自由を理解してないのか、やっぱり。カイケンなんぞ危ないぞ、独裁まっしぐら”とは、国内外でもチラホラ言われ始めましたからね」

「かえって足を引っ張るというか、マイナスになっておるのだ。そんなこともわからず、なんだってああいう的外れなことをするのだ、まったく」

「ヤバいとは思っても修正できないんでしょうかね、意地とかプライドとかで。間違っていると思ったら謝ればすむことなのに、女性や若者相手だと特に駄目らしいですね。我が国は、きちんと謝れば許して水に流してくれる、オヤジに甘い女性も多いので素直に謝罪すれば済むことなのに」

シモシモダ副長官は真っ当な意見を淡々と述べる。

「それができんから、諸外国に揶揄されるのだ。まるで我が国が時代遅れの化石オヤジが支配する国だといわれているようなものではないか!人権も表現の自由も芸術すら理解できず、気に入らないものは文句をいって排除する仕方のないオヤジ国だと!」

自らも気に入らぬ質問をするマンゲツ記者を排除していることを棚にあげ、ネトキョクウのふるまいを嘆くガース長官。が、シモシモダ副長官は火に油を注ぎ続ける。

「しかし、あの像が例の問題だけに作られたのだと勘違いして過剰反応しているニホン人が大勢いるのは事実ですし。まあ三径新聞などがわかっているのかいないのか、煽っているせいでもありますが」

「アレが戦時中の女性人権無視に対する抵抗と平和を願う像であるというのは私だって本当はわかってるんだ!しかしだな、それを認めてしまうと」

「ああ、例の問題にニホン側にも言い分がどうのとは益々言えなくなりますね。もっとも海外で像に蹴りをいれるなど器物破損の罪にとわれかねない映像をながす政治家もいるので、認めても、認めなくてもニホンの立場はマズいです。ああいう単細胞のおかげでどんどん評価が下がっています」

「だからシモシモダ副長官、一言余計だ。まあ君の言うことにも一理ある。勝手に暴走する愚かモノをなだめつつ、全国行脚で勢いづく新興野党党首ヤマダノだのの勢力も押えねばなるまい。そのためには、この問題から国民の目をそらせたいのだが、台風被害で祝賀行事も縮小するし。他の問題と絡めてネット上で蒸し返す奴もいるし、どうしたら」

「主催者が他でも抗議を受けたということで、逆にニホン国の忖度というか、戦前回帰化が進んだと思われているようですし」

シモシモダ副長官の言葉に再びため息をつくガース長官。

気分を変えようとガース長官は棚から英国製の豪華なティーセットを取り出した。金の縁取りがされたカップを眺め、和やかに気分になったところで、タニタニダ副長官が飛び込んできた。

「ちょ、長官大変です、アトウダ副総理のとこで聞いたんですが、アベノ総理が“表現は不自由です…”展に対抗して開催したネトキョクウらの“ニホンスゴイネ祭”に参加されると」

 思わず目をむくガース長官。と、美しいカップが骨ばったその手から滑り落ち

ガッシャーン

 細やかな装飾が施された美しいカップはガース長官の手を滑り落ち盛大な音をたてて、砕け散った。


「そ、総理、その芸術祭に参加されるとは」

急いでタニタニダ副長官と総理の部屋に向かったガース長官はアベノ総理に尋ねた。冷静になろうとしたが、お気に入りのカップを割ったショックもあり、声はうわずっている。

「だってあの忌々しい展覧会に対抗して芸術祭開いた有志がいるんだからさ、僕も参加を」

ああ、“愚か者でないと証明するために愚かなことをやって、さらに愚か者と嘲られる”という愚か者のパラドックスともいうようなことを体現したネトキョクウどもに賛同するとは、やはり総理は彼らを同類なのかも。と、内心嘆きつつ、つとめて平静を装うガース長官。

「その具体的にはどうやって参加を」

「ニホンの技術の粋をあつめて僕ら閣僚の像をつくるんだ。ニホンを導く指導者とかタイトルつけて。素晴らしいよね、あんな貧相な女の子の像よりずっとインパクトあっていいよね」

それでは、どこぞの独裁国家の指導者、と突っ込みたくなるのを抑えるガース長官。

「もちろん、補助金もあげるよ。“ニホンスゴイネ祭”もチェックしないとだめだけどね、あんまり酷いと隣国とかもうるさいしさ」

いや、もうあれはヘイトそのものと、すでに批判が出ている祭なんですが、と口に出そうになるのを我慢するガース長官。

「もしかしたら、野党どもが抗議するかもね。そしたら警官呼んで取り囲んじゃえばいいよ」

この間はテロまがいの予告も無視したくせに総理参加だと警官配置とはどういうことだ、と抗議がさらにくることも予想できない能無し総理に頭を痛めるガース長官。

「あ、INUHK粉砕党とかメイジの党の連中にも何かやらせようか。アイツらは反対勢力だとみれば、一般人でもつるし上げるからさ、すごいよね。僕らも見習ったほうがいいかもね」

人権無視のヤクザ、野蛮人、犯罪者と揶揄される連中を見習ってどうするんですかーと叫びたくなるガース長官。

「実はさ、もう像の制作頼んじゃってるんだよね、大手広告会社の便通に依頼してさ。補助金もだしてあげたいし。だけど予算がさ、官房機密費とか…」

プッツン

ガース長官の堪忍袋がついに切れた。

「だめです、総理。おやめください」

「え、だ、だけどさ」

「国会の会期中なのですぞ、台風被害の復興予算がいるし、米から買った防衛部品が未納入345億円弱、払いすぎ分も含め1500億円も放置と騒がれております。そんなときに突然開催された芸術祭に参加するから金を出せなどといったら、野党からどんな突き上げをくらうか、おわかりでしょう!」

「だ、だから、その機密費で」

「あんなヘイト祭りと揶揄されるようなイベントに、総理が参加され政府が金を出したなんて知れたら、ヤマダノらに何を言われるか。ヤマダノは議員でこそありませんが、今一番期待される野党党首。ネット、街頭演説で大批判されますぞ」

「外で何をいわれたって平気だもん、国会じゃないし」

「共産ニッポンの党首シイノ、我が党議員が裸足で逃げるコイケダ、ミンミン党の怖い女性議員レンポー、ツジゲンほかが一体となってかわるがわる質問に来るのですぞ」

「え、えーと、その、それは、だね」

「とにかく、芸術祭の話は中止。参加はおやめください。タニタニダ君、便通らに中止の連絡を」

ガース長官の命でタニタニダ副長官が急いで部屋を出る。が、アベノ総理は平気な顔でうそぶいた。

「もう参加表明しちゃったよ。もうできちゃったんだよ、僕の像」

「はあ?」

ポカンと口を開けるガース長官の目の前に

「だって言ったら反対されるかな、って思ってとりあえず僕のだけ」

と、得意げに総理が出してきたのは白い布がかぶされた物体。

 一体何を作ったんだ、いくら使ったんだと震えるガース長官を尻目に、アベノ総理は自慢げに覆いをとった。

ジャ、ジャ、ジャーン

出てきたのは三面金ぴかのアベノ総理の胸像…らしき物体。アベノ総理の顔のようなものが、頭部に三つ、ついているのだが、三つとも笑顔な上、大きすぎて不格好。胴体部分とのバランスがとれず、今にもぐらついて倒れそう。憂いに満ちた少女像の完成度とは程遠い小学校の図画工作に毛が生えた程度の出来である。

(こ、これが、アート?まるで不細工な阿修羅像、いや例えるのも国宝に失礼だ)

「そ、その、なぜ三面なんです」

どこが技術の粋なのか、あまりの酷さに唖然とするガース長官。

「僕のね、知性とか性格のよさとか、教養の高さとかをこの三面で表現したんだ!」

無知、無能、無教養との陰口をたたかれたことへの対抗だろうが、それにしても出来が悪すぎる。顔はあまり似ていないうえ、三つもあるのに全く同じ表情で面白みもない。髪型などで、かろうじてアベノ総理とわかるが、唇や眉毛などの造作が荒っぽく、ところどころ厚く金箔をはりすぎている。逆に目じりや、耳などのくぼんだ部分は剝がれている箇所があるのだ。

 (こ、こんないい加減な彫刻モドキにいくら払ったんだ)

ガース長官は恐る恐るアベノ総理に尋ねた。

「あの、総理、これは、おいくらぐらいで」

「あ、僕の支持者。“ニホンスゴイネ祭”に参加するっていったら製作者探してつくってくれたんだって、便通を通してだけど。ネトキョクウってバカにされてるけど、こんな像つくれるなんて、すごいよね。代金は材料費だけでいいって、ほら一覧だよ」

(し、素人集団が作ったのかー。それにしてもなんという、いい加減さ、いやもともと手先が器用ならプラモ作りとか別の有意義は趣味で忙しいはず…。やはりネトキョクウは暇で無趣味のしょうもない連中だったか。そもそも像をつくるなら職人に習いに行くとか、ネットの動画で勉強すればいいのに)

ガクっとしながら、総理に渡された材料費一覧に目を通すガース長官。

(今時、手書きか、読みにくいな。スマホはいじれてもパソコンの文章ソフトもロクに使えないというのは本当だったか。いや、この場合は計算ソフトか。まあ計算ソフトに数字を入力しただけで、合計は電卓で計算したという話も聞くからな。しかし、なんという悪筆、一体、いくらで…、うん?な、なにー!)

「そ、総理これは本当に材料費だけなんですか!」

「そうだよ」

「い、一千万ですよ、なんでこんなにかかるんです!」

「だって、金だよ、それに中は特別仕様で、便通の手数料もあるしさ」

「純金製でもなく、金箔でしょう!しかも職人技じゃないから貼り方が滅茶滅茶です!こんなものにそんなお金は、それに特別仕様って」

一体、中はなんなんだ…と心臓バクバクなガース長官の質問に

「あ、ガソリン入れても大丈夫なようにしてあるんだ」

「は?」

「ほら、例の少女像にガソリンまこうとして逮捕された事件があったでしょ。だからこっちはガソリンぐらいで壊れないぞ、むしろガソリン入れちゃうぞ、って」

「ええええええ!」

怒り、恐怖、呆れ。あらゆる感情の波がガース長官の頭に渦巻き、理性も冷静さも頭皮を気にする神経も押し流した。

「何考えてるんです!で、では、まさか、その像には、今、ガ、ガソリンが」

「大丈夫だよ、製作者がちゃんとつくってるんだ!」

と自信満々のアベノ総理だが、ガース長官の顔は真っ青だ。

(こ、こんな雑な仕事をする奴が中をきちんと作ってるはずがないだろ!きっとネットとかハウツー本を斜め読みしたいい加減な知識で作ったに決まっている!ひょっとしたら自動車工場関係の奴がいるかもしれんが。いや、専門家なら絶対やらん!こんな危険なこと!)

「そ、総理、いますぐ、その像を外に出してください!」

「え、なんで、平気だよ」

と、アベノ総理は震えるガース長官に構わず像をゆすった。ただでさえアンバランスで不安定な像がグラグラと揺れる。

(ひいいい、もう駄目だあ)

ガース長官は急いでアベノ総理の手を引っ張り、転げるように部屋の外に出た。

 ガラガラガッシャーン

ドッカーン

 爆風があ…と思ったが、部屋は無事。床にはバラバラに壊れた像の欠片が無残に散らばっていた。

(た、助かった。しかし、なぜ…)

ガース長官は部屋に入り、像の残骸のそばにしゃがみこんだ。像の中から液体が染み出てカーペットに広がっている。その匂いを嗅いでみると

(なんだ、灯油ではないか。ガソリンと灯油を間違えたのか、それともガソリン携行缶を買うのにも許可がいるようになったから、できなかったのか)

どちらにしても助かった、像は助からなかったが。

「ぼ、僕の像がああ」

嘆くアベノ総理をしかりつけるように

「像も壊れたことだし、今度こそ“ニホンスゴイネ祭”への参加はやめてください!材料費も払いません!」

「そ、そんなああ。僕のファンが一生懸命作ってくれたんだよ、皆楽しみにまってるんだ、補助金も出すって」

「そんなお金はありません!桜を愛でる会も予算オーバー、総理の私的応援で税金の使い込みと言われているんですぞ」

「そんなあ、ぼ、僕はニホンの最高責任者なのにい」

「だからと言って税金を何に使ってもいいというわけではありません。桜の予算を削るか、メディアとの会食をやめるか、それともネット工作に回す金を減らすか」

「そんなのダメだあ」

と、アベノ総理は廊下で大声をあげて喚き散らす。

木っ端みじんになったネトキョクウが作った出来の悪い彫像モドキと、理性も知性もなく恥も外聞もなく泣きわめくアベノ総理。ある意味、これぞ“爆発したネトキョクウアート”ともいえよう。が、そのトンデモアート?に呆れつつ、どう処理するか悩むガース長官であった。


やはり芸術祭、アートというと美的感覚や芸術的センスが必要なようですが、万人に備わっているかというとそうでもないようで。平均的センス、またはそれ以下である場合、鑑賞に徹したほうが無難なようです。

と、筆者もつくづく考えております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ