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図書館にて。

矛田がフェミニストだとか言うから、俺も悪ノリして「じゃあ俺もフェミニストってことで!」と言った。

南沢 「お前がどの口で言うんだよ!

昔お前が図書館で女子の下着見てたの知ってるんだからな!」

うげっ、まだあの事覚えてるのかい。

引きつりながらも笑う俺に、ニシが笑いながら言う。

西宮 「パンツって言わへんで下着って言うところが可愛ええでー!」

南沢 「お前は黙ってろ!」

ああ、一気にほんわかした雰囲気になる。

東浦 「あー、それってー、城ヶ丘の図書館で高い位置にあった『素直になる本』っていう心理学の本をとれなくて、それをとってあげたという…」

懐かしいなあ…。


篠原 「いやあああっ!

っていうかなんでアンタ達が知ってんのよー!!」


うんうん、……え???


北山 「…君は、何を言ってるんだい?」

俺が、本心を口にしたところ桜は口をパクパクしながら「だから!私があの本をあの図書館で借りたのをなんで知ってるのっていう事!!」

う、うーん。あまりピンと来ないんだぞ?


東浦 「つまり、あの下着を見られた少女は桜…ってこと?」


…え


北山 「そうなのかい?」


篠原 「う、そ…?」


桜が貧血になりそうになった為俺が支えると、桜が何かつぶやいた。


篠原 「私の…の人が…ここに…」

よく聞えなかったけど、貧血ではなかったらしい。

なぜなら、顔が赤いからだ。


北山 「熱かい?」

そして俺がおでこを、桜のおでこにくっ付けると篠原は俺の頭をポカポカ叩く。


篠原 「まさかここで会うなんてぇぇ…」

北山 「?」

篠原 「あ、あの時の人より大きくない?」

北山 「そりゃあむかーしむかーしだからね~」

俺は、ヒガシに顔はベビーフェイスのくせに身体はデカいといわれる。

あ、太ってる訳じゃないんだぞ。


篠原 「あああっ、あの時は本当にありが…」

南沢 「最後のほう言えてないぞ」

篠原 「うううう、うるっさい!」


…?

なんか桜変なんだぞ?

前にも言いましたのですがっ、キタ落ちじゃないですよ~っ

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