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そこには何もなく、またそこには全てがあった。
そこは暗闇の支配する世界であり、またそこは光の生まれる場所でもあった。
そんな世界にある時突然光の粒が現れた。
暗闇はその粒がとても愛おしかった。
生まれたばかりの小さな光。
小さなその光はやがて成長していき、大きな光となった。
光はしかし孤独だった。
仲間を探しまわったこともあった。
しかし光と同じ物は見つからなかった。
暗闇は、ただ見守るだけ。
暗闇は、ただ包み込むだけ。
暗闇の優しさに光は気づくことはなく。
光はただ孤独を拒絶しようとし、自分の体を2つに分けた。
だが分かれた光は色が違った。
暗闇にとっては、異なる光はいらない。
暗闇は光の1つを消そうとする。
見たことのない色を消そうとする。
光は必至に異なる光を守ろうとした。
また孤独に戻るのは耐えられないから。
しかし暗闇は止まらない。
光は守った。
異なる光を守った。
守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。守った。
光は、小さくなっていた。
このまま光は消えてしまうだろう。
そうなれば異なる光も消されてしまう。
光は、異なる光を逃がすことにした。
暗闇の届かないところへ。
はじまりの予告
変わらない日々 変わらない人々
望んでいた世界は刹那の内に砕け散る
止の世界で待ち受けていたのは
災厄を呼ぶ十字架の無慈悲なチカラ
女神が振るう願いのチカラ
女神は叫ぶ 護ってほしいと
青年は誓う きっと護ると
そして、青年は旅だった