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第7話 食い違い

僕たちは町のニンゲンから、森に住んでいるという、僕たちの同胞であるゴブリンたちの噂を聞いた。

「ゴブリンを知らないなんて、どこの貴族様だい? どこにでもいるだろうに。森に入ってあいつらに出会ったら、戦うしかないわな。すぐに襲ってくるからね」


僕たちは次に森に入った。

すると、ゴブリンたちが現れ、襲ってきた。

しかしユリーナが元の魔族の姿に戻り、一喝する。

「無礼者! この方は魔王ダイモ様のご子息なるぞ!」

「ダイモだと? あの腰抜けの引きこもり魔王か!」

僕の父さんは、大陸ではそんなふうに言われているのか。

「僕たちは、君たちからニンゲンの話を聞きたくて来たんだ」

「ニンゲンだと? は! 奴らは狂暴だよ。別にオレたちは奴らと争いたいわけじゃねえ。だが、食料として木の実や動物を調達しているときに出くわしてきただけで襲ってきやがる」


どうやら、双方の意見は食い違っているらしかった。

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