アメリカの沖縄上陸、大和の出撃
美奈との間に子供ができた俊。にやけながら帰ると-。
「なあ、俺•••」
子供ができたらしい、と言おうとした時、島田が俺に言ってきた。
「アメ公が沖縄に上陸したらしい。大和にも特攻命令が下った。俺たちももうすぐかもしれん。」
もう、、、すぐ、、、?俺たちは死ぬのか?
「冗談じゃない!俺はまだ子供が出来たばっかなのに!何でこんな国のために死ななきゃいけないんだよ!」
俺がカッとなっていうと2人は目を見開いた。
「お前、本気で言ってるのか?」
その目は何かを恐れているようにも見えた。
「俺は本気だ!当ててやるよ!8月6日午前8時15分に広島、9日午前11時2分に長崎に、プルトニウムって言う原子を使った新型爆弾が落とされる。そして8月15日、戦争に負ける….。」
俺が言い切ると2人は驚いていた。
「お前、今日本が負けると言ったな。」
後ろから誰かの声がした。俺が振り向くとそこには体格のいい男がいた。名は鬼丸と言うらしい。俺はそいつにも言ってやった。
「ああ、日本は負けるんだよ。どう足掻いても無駄だ。」
そう言った俺を彼は殴った。
「非国民が!恥を知れ恥を!」
何度も何度も殴った。しばらくして彼は殴るのをやめた。
「今度言ってみろ。命はない。」
そう言い残して帰っていった。
「イッテーな。なんだあいつ。」
俺は何故知らない奴に殴られたのか分からなかった。
「お前、本当に覚えてないのか?」
2人はまた驚いた。
「覚えてないも何も、俺は何も知らないもん」
今度は2人も呆れたのか、彼のことについて説明してくれた。
どうやら彼は鬼丸というらしい。上官で、一番怖いと有名みたいだ。彼も特攻隊員で、最近はいつもよりイライラしているので部隊の中では彼に特攻命令が下ったのではないかと噂になっているようだ。
そんなこと知ったこっちゃない。俺は早く元の世界に戻りたかった。
「もしかして寝れば元の世界に戻れるのか?」
そう思った俺はそのまま眠りについた。
そして迎えた朝−。
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