不快な感想文を削除する行為に正義はあるか?
小説家になろうに作品を投稿したことのある人にとって、一番のモチベーションは、なんだかんだ言ってやっぱりユーザーページに「感想がつきました」の一言が付いていることなんだと思う。
そりゃ、ブックマークが1件増えただけでも嬉しいし、評価してくれることもやっぱり嬉しいし、むしろ小説の総合評価で考えると「感想を書いてもらったところで1ptも増えない」んだけど、それでもやっぱり「感想を書いてもらえた」ことの方が圧倒的に嬉しい。
ただし、感想文にも『良い感想文』と『悪い感想文』がある。
『良い感想文』と『悪い感想文』の違いは、一言で表すのは難しいところだけど、
例えば『作品のコンセプトを否定』する感想。
例えば『作者の人格を攻撃』する感想。
例えば『読んでいて不快になります』といった意図の感想。
個人的に、作者が「じゃあ、読むなよ! ブラバしろよ!」って突っ込みたくなるような感想は、全部『悪い感想』で、逆に多少攻撃的であっても「ああ、この人はちゃんと自分の作品を読んでくれているんだな」って感じられる感想は、『良い感想』だと思ってる。
例えば「コンセプトは好きですが、誤字脱字が多いように感じます」だったらOK。
「誤字脱字が多い。 クソ」だったらNG。
で、ようやく本題に戻るけど、そういった『悪い感想文』を見かけた時、作者がとる『最適な行動』とは一体なんだろう。
こう言う場合に取れる選択肢は大きく分けて3種類考えられる。
一つ目は『無視』すること。
二つ目は『真摯に対応』すること。
三つ目は『感想文を削除』すること。
そしてついでに、ユーザーを『ブロックユーザー』に登録すること。
多くの人は2番目の『真摯に対応』こそが『作者としてあるべき姿』だと答えるかもしれないが、ここで少し、考え直して見てほしい。
例えば、店に入ってきた迷惑な客がいたとして、店側が取るべき対応は本当に『真摯に対応』することだろうか。
例えば、静かな店内で騒ぎ回る酔っ払い
例えば、店員や他の客にセクハラをする酔っ払い
例えば、店の商品を触って回る子供&それを放置する親
むしろ、そこはその客を『店外に追い出す』ことこそが、他の客に対して『真摯に対応』したことにはならないだろうか。
『悪い感想文』についても、同じことなのではないだろうか。
好きな作品に悪口の書かれた感想文が書かれていたら、不快な気持ちになるだろう。
そういった感想文を『無視』することは、自分の読者を不快な気持ちにさせているのと同じなのではないだろうか。
そういった感想文に『真摯に対応』することで、本当に他の読者は納得してくれるだろうか。
言うなれば『読者による感想』も、『作者の作品の一部』なのである。
だから、自作品に誤字脱字を見つけた時は修正するように、『悪い感想文』がついた時は『削除する』ことこそが、『作者の義務』なのではないだろうか。
なんて、思いました。




