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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
99/202

暗躍

作者の体調不良により

一週間投稿できませんでした。


本当にごめんなさい。


体調も立て直したので、

これからも頑張っていきます。

_SIDEフィーヤ_


薬屋の奥からスッと影が出てきた。

影は鷲鼻の老婆であった。

妖しげなローブを身に纏い、

ねじ曲がった杖を持っていた。


まるで、毒リンゴでも渡しそうな

あまり良い雰囲気の人では無い。


(大丈夫!恐そうだけど、きっと良い人だよ)


「お嬢ちゃん達、ここに何のようだい?」


「私達は切れた薬を買いにきたのですが。」


迫力の有る声に少したじろいだが、

なんとか言葉を返すことができた。


「ほぉ。・・・ん?よく見ればその顔・・・。」


突然じっと見つめてきた。


(えっと・・・、どうしたんだろ・・・)


「やはり彼らの供か。

 のお、お嬢ちゃん、ちょっと来てくれるか?

 そこのスライムは待ってくれると嬉しいのぉ。」


「えっ、あの、どうしてですか?」


「つべこべ言わずにこっちへ来ればええ。」


ぷるるー!!


(えっ、どうしたら・・・)


そうこうする内に、老婆が手をつかんできて、

混乱するままの私は連れ去られてしまった。



_SIDE空雅_


「あっ、あっちにもなんかある!」


心が路地裏の方を指差した。


「いや、明らかに怪しいだろ。

 路地裏なんか危険なんだからな。」


路地裏のボロい露店。

販売している人も襤褸布のような人だ。


「分かってるけど、う~。」


むくれる心。


「おねえたん、我慢するー。」


なだめる桜。


(なんか逆な気がするがな・・・)


「ほら、あっちにも面白そうな店あるぞ。」

「ほんとだ!いこいこ!」


すぐに機嫌を直して、次なる標的へと向かった。


(俺、大丈夫かな・・・)


割と真剣に自分がボロボロになる未来が

みえたので、言いようのない不安を感じた。



_SIDE???_


「こちらでも確認できました。

 グロスの報告通りです。」


「そうですか。では、引き続き

 新たなる者たちの監視をお願いします。」


「はっ。仰せのままに。

 しかし、露店の方はやめてもよろしいのでは?

 正直、必要ないかと。」


「そんなことはありません。

 町に溶け込んでこそです。」


「分かりました。

 ではまた、何かあったら連絡を入れます。」


「ええ、頑張って下さい。」


(はぁー。いつか絶対にあいつ泣かしてやる!

 はぁぁ~。もうやだ・・・)

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