青き魔石
ごめんなさい。遅れました。
火曜日の分です。
「『覚醒』かぁ~。」
『覚醒』、たぶん、ライムにスライムの
核を食べさせたせいだろう。
(あっ!・・・)
「あの、この球も鑑定してもらえませんか?」
スライムの青い核の残りを見せた。
「ん?これは・・・。分かった。」
一瞬、何か考えたようだが、
すぐにやる気になったようだ。
「・・・・・・。」
さっきまでと違い、長い沈黙を保つ。
「結果だ。」
また紙を渡してくる。
〈アイテム〉
アイテム名:ゲルトーン(青)
アイテム種:魔石(純度91%)
効能・備考:強く魔力を秘めた石。
スライム種を強化する。
秘めた力を呼び覚ますかも・・・?
「それは、魔石の中でも、
従来の物より純度の高いものだ。
今までそのような名前の魔石は
見たことがない・・・。」
何故か、ライムを見たときや覚醒の
話よりも強く驚いている。
そして、俺も驚いている。あの石っころに
そこまでの価値があるとは思っていなかった。
「これは、そんなに凄いものなんですか?」
「ああ、普通の魔石の純度が50%ぐらい
と言えば、分かってくれるか?」
俺は、言わんとすることを理解したが為に
強く頷いて答えとした。
「この石を一つ譲ってくれないか?
もちろん、そちらの言い値を払う。」
「うーん。」
いきなりな展開にとても驚いた。
いや、当然なのかもしれない。
俺は、袋に詰まった多量のゲルトーンを
見ながら、少し考え込んだ。




