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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
89/202

怪しい屋台

木曜日の分です。

城塞の門の先には、

ファンタジーゲームで見るような

中世の町並みが広がっていた。


グロスさんは、宿を案内して

くれた後、忙しいからと

俺達と別れた。


「すげえな~。」

「うん。本当にすごいね~。」

「くんくん。なんか良いにお~い。」


心が食べ物の匂いを嗅ぎつけた。

俺も遅まきながら、太陽が真上を

とうに回っていることに気づいた。


「そうだな、なんか食べるか。」


右も左も屋台や売店が建ち並ぶ。

昼を過ぎたとは言え、まだまだ

お昼時、客も多く賑わっている。


「なら、あそこの屋台が良いな~。」


心が少し先の黒で塗り固めた

いかにも怪しげな屋台を指した。


「確かにあそこからは美味しそうな

 匂いが漂っているがな・・・。

 いったい何を売っているんだ?」


まず怪しい。次に怪しい。

とにかくとっても怪しい。


ぷるぷるっ!


しかし、ライムは乗り気みたいだ。


「私も賛成です。

 あんなお店一度行ってみたかったんです。」


フィーまで賛成してしまった。


「そうだね。ものは試しって言うし。

 さくらも行ってみたいな~。」


桜もOKサインを送ってきた。


「よし、見た目は怪しいが行ってみるか。」



「すいませーん。」

「おう。なんだ?客か?」

「はい。」

「何を食べる?初めての客には

 『レッド肉まん』と『ブラック肉まん』

 をお勧めするぜ。」


何だその地雷臭のするメニューは。


「みんなどうする?」


など言ってみたが、どうやら俺以外の

みんなは既に決まっていたようだ。


「あのー、『レッド肉まん』3つと

 『ブラック肉まん』2つお願いします。」

「はいよー。」


すぐに渡された、異様な肉まん。

果たしてお味は・・・。

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