月の運行
ごめんなさい。
2日遅れました。
火曜日の分です。
見張りに焚き火の所に行くと、
フィーが居た。まだ眠いのか
仕切りに目を瞬かせていた。
「おはよう。」
「あっ、おはようございます。」
「大丈夫か?」
「はい。」
「そうか、なら良いんだ。
今日もいい天気になりそうだな。」
「そうですね、雲一つ無い快晴ですね。
まあ、まだ夜ですけど。」
本当に綺麗な夜空だ。
(月がキレイだなぁ~。
3つ並んでホント・・・3つ?!)
「な、なあ、月が3つ見えないか?」
「そうですね、今日は3つ見える日
なのでしょう。紅、翠、蒼の3つが
揃うのも久しぶりな気がします。」
なんか思ってたのと返答が
全く違う。あれじゃ、この状況が
至って普通のことみたいじゃないか。
「あの、月が複数あるのは普通なのか?」
「えっ。もしかして、あなた方のいた
世界では、衛星は7つないのですか?」
「7つ?」
「はい。紅の灼炎星、翠の霊樹星、
蒼の錬凍星、金の豊穣星、銀の剣朧星、
桃の桜爛星、黒の魔宵星、
この7つが有ります。まあ、大抵は
さっきの私みたいに色で呼びますが。
星ごとに神が祀られていて、
見える星に応じて僅かながら
運気などが上がるそうです。」
何か凄いことのようだ。
「それに、日毎やその土地に応じて、
見える衛星の数や種類が
全く変わるのです。7つ全てが
揃ったときはとても綺麗ですよ。
まあ、年に一度しか見れませんが。」
7つの月が揃うときがとても楽しみだ。
しかし、いや、やはりと言うか、
違いが大きいものがあるな・・・。
「なんか、こう違いがはっきりすると
凄いな~って、改めて思うよ。」
「そうですか、ありがとうございます。」
ガサガサ
(ん?今なんか聞こえた気が・・・)
ギヒャヒャヒャ
「なんだ?!」
(いったい何なんだ・・・)




