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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
79/202

テント

俺は先の見張り番を

何事もなく終えることができた。


何か襲ってくる(味方も含む)と

思っていたので、拍子抜けだった。


(まあ、安全に越したことは無いがな)


「じゃ、俺は寝るからな~。」

「お休みー、おにいちゃん。」

「おう、お休み。」


そう言って、俺はテントに向かった。


そして、テントの中に入り

床についた頃、漸く問題点に気づいた。


別に狭いとかはない。八人用の

ちょっと大きめの奴だ。十分だろう。


では、何が問題なのかというと、

俺以外は皆、女の子であることだ。


ライムは若干微妙だが、

他のスライムの様子や話から

女の子に分類して良いと思う。


まあ要は、「男女一緒でいいの?」

ということだ。さっき一緒に

風呂に入ったがあれは別だ。


まだ心や桜はいいが、

フィーと一緒に寝ると思うと

どうしても緊張してしまう。


「まあ、気にしても仕方ないか・・・。」


眠気がピークだったこともあり、

なんだかんだ言いながら

あっという間に眠りについてしまった。



~夜明け前~


「ん、んぅ~。」


何か寝苦しい、そう思って

瞼を動かすと、俺に抱きつくようにして

桜と心が寝ていた。


せっかくのテントが

二畳程のスペースしか

使われていない。


どうせ俺が寝ている間、

皆が俺にいろいろしたんだろうな、

という軽い諦めが生じた。


あと、フィーも抱きついてきたなら

もう一度フィーの胸の感触を

味わいたかったな、

という気持ちも生じた。


「はあぁ~。」


まだ世界が暗いなか、

欠伸をしながら見張りに

いこうとテントを出た。

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