見張り番
湯から上がって、皆が囲っていた
焚き火の所で談笑をしていた。
しかし、疲労が溜まっていたのか
皆すぐに眠そうにし出した。
「そろそろ寝るか?」
「そうですね。
見張り番はどうしますか?」
此処は草原と森の境界。
いついかなる魔物が
襲ってくるか分からない。
俺達だけなら一旦帰れば安全だが、
フィーやライムが居るから、
二人だけ残す訳にはいかない。
「1人ずつじゃ危ないし、
2人ずつ見張りに出よ。
一人当たり二時間半ずつ
ぐらいでどうかな?」
「良いんじゃないか。」
「私も賛成です。」
「こころもOKだよ~。」
ぷるー
「じゃあ、誰からいく?」
「俺からやらせてくれ。」
「なら、さくらも一緒に・・・。」
「ずっるーい、こころも・・・。」
「あ、あの、その、私も・・・。」
ぷるるー!
なんか俺の取り合いになってる。
「じゃあ、二人組の時間を
半分ずつずらす?
おにいたんと一緒に居れるよ。」
「「さんせ~い。」」
ぷっるるー!
(こうなると思ったよ・・・)
「分かった。俺達は5人だから、
どうせ誰か二回起きてる事になるし、
明け方も俺が見張りやるよ。」
「ごめんね、おにいたん。
最初はさくらが二回するつもり
だったんだけど・・・。」
「大丈夫だ。心配すんな。」
こればっかりは仕方ない。
「最初の前半はさくら、
後半にこころおねえたん。
最後の前半にフィーヤおねえたん、
後半にライムでいいかな?」
「大丈夫です。」
「よし、それでいこ。」
漸く決まったようだ。
「俺達が見張ってるから
安心して寝て良いからな。」
俺はそう言って皆に
寝るように促した。




