風呂の中で・・・(ライムのターン)
1日遅れました。
金曜日分です。
「あっ、ごめんなさい。
私ったらはしたないことを。」
ムギュッと抱きついてきた後すぐに
そう言って慌てて離れていった。
「別に良いよ。
役得だったし。」ボソッ
「えっ?」
「いや、何でもない。」
「そ、そうですか・・・。」
フィーの声は少し熱を帯びている。
聞こえたのだろうか。
俺はそんな反応に少し紅くなった。
「いや、あの・・・、熱いですね。
私、逆上せたみたいなんで
上がりますね。クーガさんも
余り長湯し過ぎないで下さいね。」
「あ、ああ。」
チャパッ チャパッ
背中の温もりが消え、
離れていったのが分かっても、
まだ心は落ち着かなかった。
「あーもう。
今日はなんでこう・・・」
ぷるるー?(どうしたの?)
「あっ、ライム。
いや、これは他人に話すような
ことじゃないからな・・・。」
ぷるー(そうなんだー)
(多分、スライムには分からんだろうし)
ぷるるー(入るねー)
「おう。」
ぷるるー(あったかー)
ライムが湯に浸かった。
透明なので光り輝く核でしか
姿を確認する事は出来ない。
「あ、あれ?」
そこで俺は、今ライムと湯水の
境界線がどこなのか疑問に感じた。
ぷるー?(どうかしたー?)
「いやな、今はライムと湯水の
境界線はどうなってんだろうなって。」
ぷるぷる(境界線なんてないよ)
「はっ?」
今何か爆弾発言があったような・・・。
ぷるる(ライムが触れてる水分はね)
ぷるぷるー(全部ライムの一部だよー)
「えっと、本当に?」
ぷるー(うん)
「いやー、スゴいな~。」
うん。本当にスゴい。
海でも連れてったら
もはや最強ではないのだろうか。
ぷるぷる(///)
恥ずかしそうに震えている。
ていうか普通に会話が成り立ってる。
最初の頃よりもずっとスムーズだ。
(慣れってスゴいな~)
そう思い、しばしライムとの
雑談に耽った。




