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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
73/202

風呂の中で・・・(桜のターン)

火曜日分です。

ずっと抱き締めてくる桜。

かれこれ10分くらい

抱きすくめられている。


ときどき体を擦り付けてくるので

とっても心臓に悪い。


「桜。」

「だ~め。今日は離さないもん。」


いつもならこんなに我が儘を

言って甘えてくることはない。


やはり、今日のことが堪えたのだろうか。

不安な気持ちを抑えて、頑張ったことに

俺は無性に褒めてやりたくなった。


(まあ、恥ずかしいからやんないけど。

 ただ、頭撫でるくらいなら)


そう思い、ゆっくりと桜の頭を撫でた。


「おにいたん?

 くすぐったいよ~。」


ずっと頭を撫でていると、

どこからかじっーと視線が

注がれてくる。


「おにいたん。」

「ん?どうした?」

「あのね、さくらはやっぱり

 おにいたんのことが大好きだよ。」

「桜?」

「だからね・・・。」


そう言いながら桜は身体を

俺の下腹部に押し付けてきた。


「桜。ダメだ。分かってくれるよな。」


「・・・わかってるよ。

 でも、分かりたくないの。」


「桜・・・。」


「ぅ~~。

 あ~もう。だめー!」


ジャッパーン


俺と桜が良い空気になっていると

大きな声をあげて、湯船に

飛び込み、間に割って入ってきた。


「さくら。今日ぐらいは良いかなって

 思ってたけど、流石にやりすぎ。」


(おっ、珍しくまともなこと言うな)

そう感心していると・・・。


「そんなことしていいのは、

 こころだけだからね!」


(俺の感心返せ・・・)


やっぱり案の定だった。


俺、このまま浸かっていて

大丈夫なんだろうか。

半ば本気で心配になってきたのだった。

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