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ドラム缶風呂
日曜日の分です。
ステータスを見終わった後、
桜が何かを組み始めた。
「桜、いったいなにしてんだ?」
「ああ、これはね・・・」
そう言いながら、桜が指輪から
ドラム缶を取り出して組んだ
物の上に置いた。
「ドラム缶風呂だよ。」
またもや指輪を使い、
大量の水をそのドラム缶に注いだ。
そして、下の台に火をつけて
ドラム缶風呂が出来上がった。
「流石にこのままだと汚いし、
やっぱり日本人だからね。」
「ほぉ~、いいな~。」
俺も汚れたままは嫌だからな。
「おにいたん、一緒に入ろっ。」
「いいけど、狭くないか?」
「大丈夫、二人までなら
同時に入れれるよ。」
「そっか、んじゃ入るか。」
桜の提案に乗ることにした。
まあ、たぶん大丈夫だろう。
「ずっる~い。
こころもおにいちゃんと入る~。」
「残念ながら、二人が限界なの~。」
「むぅー。」
頬を膨らまして心が拗ねてしまった。
その顔を見た桜が勝ち誇ったように
見えるのは気のせいだろうか。
「そんな拗ねるなよ。
後で一緒に入ってやるから。」
「え~。」
「やった~!」
今度は反対に桜が膨れて、
心が嬉しそうにしている。
ぷるーぷるるー!
ライムが必死に自己主張してきた。
「ライムも一緒に入るか?」
ぷるるー♡
「あのー・・・私はどうしたら・・・。」
フィーヤさんが頬を染めて、
困ったように笑っていた。




