森を抜けて
2日も遅れてしまいました。
こちらは金曜日の分です。
俺たちは、闇に包まれたの森を駆け抜けた。
あの巨木があったのは意外と森の
外れの辺りであっと言う間だった。
「やっぱり真っ暗だね。」
「ああ、この辺りに火をおこすか。」
「そうですね、少し離れて下さい。」
そう言って、村から持ってきた
薪を置き、フィーヤさんは
火魔法で火をつけた。
「温かいね~。」
ぷるぷる
桜は温かそうにしているが、
ライムは炎は苦手なようで
焚き火から少し離れて震えている。
くりゅりゅぅ~
小さく桜のお腹が鳴った。
「ぅ~~。」///
「あ~、お腹すいたなぁ~。
昼から何も食べてないもんな。」
「じゃあ、私が何か作りますね。
預けていた材料を頂けますか?」
「ああ、悪いな。」
そういってボックスから
食材を取り出す。
「できるまでの間に俺が
テントを張っておくよ。」
ぷるるー(手伝う~)
「おっ、よし、一緒にやるか。」
フィーヤさんが料理をし始めた
音を聞きながらライムと
テントの準備をした。
トンテンカン トンテンカン
森からあまり離れていない
焚き火の側に、慣れないことに
てこずりながら自宅から持ってきた
テントを張り終えた。
村にはそう言ったモノがないと
聞いていたので予め用意して
指輪の力で持ち込んだモノだ。
「はーい、できましたよ~。」
フィーヤさんはほんの30分ほどで
料理を作ってしまった。
俺たちは焚き火を囲み
談笑しながら食事をとった。
僅か1日の間に溜まった
疲れを取り除くようにして。




