バウムヴェルトとの決闘2
4日目です・・・。
ごめんなさい。
木の化け物に戦闘を
仕掛けられてからまる2時間。
朝早くに出発したにもかかわらず、
夕闇がすぐそこまで迫っていた。
「はぁ、はぁ。皆大丈夫か?」
「うん、何とか。」
「まだ、大丈夫だと思う。」
「私も多分大丈夫です。」
ぷるるー
やはり、声から皆が体力的に
限界なのが分かる。
「フン、ガキダトオモッテナメテイタ。
ヨモヤ、マダウゴケルトハナ。」
心なしかバウムなんたらさんも
疲れているように聞こえた。
「俺たちは、まだ先を見たいんでね。」
「フム、マダヤレルヨウダナ。」
「当然だっ!」
「ナラバ、イクゾ。」
最初頃と同じ様に、
葉、枝、根を織り交ぜて攻撃してくる。
そこに加えてさっきから・・・
「クラエ。『ウィンドカッター』。」
シュルルゥー ザッ
「っつ~。」
魔法が使われだした。
(いや、これマジで勝てるの?)
若干弱気になりながら、攻め続ける。
いつか相手を打ち倒せると願って。
「マダマダ、『ウィンドボム』。」
バフゥー
「くそっ!」
避ける避ける、攻撃。
ヒット&アウェイ。
いや、殆どヒットしてないが。
「ナカナカ、『ウィンドアローレイン』。」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
至る所に風の矢が落ちる。
魔法と木の体を使ったコンビネーション
攻撃なども使ってくる。
ほかのがリンゴが如何に
弱かったか分かる。
いや、こいつが今の俺たちにとって
異常に強すぎる。
「負けてたまるか!」
そう自らを鼓舞し、さらに前へとでた。




