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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
62/202

1:1

本日2話目です。

オーガリンゴは攻めてくるが、

何か違和感を感じた。


それがなにか

気づく間はなかったが。


(つ、つぇ~)


連中はさっきまでの奴らと違い、

一体でもべらぼうに強かった。


ザシュッ


「つっ、~~。」


オーガリンゴの鋭い角が頬を掠った。

既にボロボロだが、頬に赤い筋が

一筋走り、余計に傷ついて見えた。


「だ、大丈夫?」


心が他のオーガリンゴの攻撃を

避けながら、心配してくれた。


「あぁ、大丈夫だ。」


まだ少し余裕が

あるように感じられるのは、

奴らが数で攻めてこないからだ。


なぜか先程からは、

オーガリンゴと我々で

一人ずつの決闘スタイルに

なってしまった。


「余裕か油断か知らんが

 今しかチャンスはない。」


「分かってるけど、

 これはちょっとキツいよ~。」


「口を動かすよゆ


「きゃぁ~!」


口を動かす余裕があったら

敵を片付けろ。と言おうと

したら、桜が悲鳴を上げた。


よく見たら桜も掠ったようだ。


「大丈夫か?」


自分の事を棚に上げて、

偉そうにしているが、

結局疲れているところに

虚勢を張っているだけだった。


「う、うん、大丈夫だよ。」


皆、服も体もズタズタで

それでも気力で立ち向かっていた。


ザシュッ


一際大きい音を立てて、

心が戦っていたオーガリンゴの

角が半ばから折れた。


「俺も続くぞ!」


一人テンション上げて、

敵の隙を窺う。


その時、オーガリンゴに

抱いていた違和感の正体に

行き当たった。


(あの、実付きから離れずに

 互いに死角を補っているのか・・・。

 すげぇや、今の俺らには

 そこまでの連携はできんな。)


素直に感心しつつも、

攻撃速度を上げ、

勝負を決めにかかった。

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