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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
56/202

ガリンゴ リターンズ

ガリンゴが現れた。

サイズからみて、あれがベビーだろう。


こっちを睨み付けるように

或いは品定めでもするように

じっと見つめてくる。


「よし、行くぞ。」

「「「おー。」」」

ぷるーっ


そう声をかけると

ガリンゴも動き出した。


ビューン


「おっと、危ない。」

「っ、大丈夫ですか?」

「大丈夫だ。掠ってすらない。」


ビューン


相変わらずの速さだ。

4人と1匹でも

避け続けるのはつらい。


「一気に行くぞ。」

「おっけ~。」


そう言って、桜が抜き身の剣を

だいぶ離れた所から振り切った。


ブンッ   ザクッ

 

「お、おい。嘘だろ。」

「おねえたん、すっごーい。」

「えへへ。」テレテレ


心がなんと一撃で

真っ二つに斬り伏せた。


「これなら、行けそうですね。」

「ああ、行けるぞ。」


キシャー  キシャー


「今のうちに囲まれたか。」


周りには大量のガリンゴがいた。

ざっと見積もって100匹はいるだろう。


「おにいちゃん、流石にあれだけの

 数を一撃は無理だよ。」

「分かってるよ。」


(どうする・・・)


「とりあえず、突破口を開くぞ。

 このままじゃ、やられるからな。」

「「「うん。」」」


「『ファイア』。」


ブンッ


「ファイア~。」


バチンッ バチンッ

ダンッ ダンッ ダンッ


最大火力で火魔法、剣戟、

火炎放射、電気の銃と鞭が

飛び交った。


「今だ。」


開いた隙間を駆け抜けて、

十分に間合いをとれた頃。


クラッ


(ん?なんだ・・・

 急に身体が痺れて・・・)


「おにいたん・・・。」


桜が倒れた。

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