出立
ごめんなさい。
遅れてしまいました。
そして、更に翌日の土曜日。
日もでぬ夜中の間にイム村へ
向かい、最終準備を整えていた。
「今日、この森を抜ける。
3人とも頑張ろうな。」
「「おー。」」
ぷるぷるっー
~明け方~
「おはようございます。」
「おはよう。」
「おはよう。体調は大丈夫かの?」
「はい。」
「大丈夫だよ~。」
「大丈夫です。」
「それでは、今日は
宜しくお願いしますね。」
「こちらこそ、よろしく。」
「あっ、そうじゃ。」
「どうしたんですか、村長?」
「ああ、これを渡そうと思っての。」
そう言って、村長は革袋を取り出した。
「これは?」
「開けてみればわかるわい。」
そっと、口紐を解くと、
中から青い玉がたくさん出てきた。
ぷるぷる、ぷるぷるー
「それは、先日スライムを倒した
時に出てきたものじゃ。」
「じゃあ、もしかして
スライムの核なの?」
「たぶんそのはずじゃ。
どうするか迷ったんじゃが、
全部お主らに託すことにしたんじゃ。」
さっきからしきりにライムが
震えている。仲間のことを
思っているのだろうか。
「この後のことは自由にしてかまわん。」
「分かりました。」
「そろそろ出発したほうが
良さそうじゃ。あまり
時間が遅いと森のなかで
野宿する羽目になるからの。」
「はい。」
「それでは、行ってきます。」
「ああ、行ってらっしゃい。
小僧、フィーを守ってやってくれ。」
「頼んだわね。クーガくん。」
少し涙を見せる村長。
「はい、今までお世話になりました。
行ってきます。」
「「行ってきま~す。」」
ぷるぷるっー
そう言って、イム村を出発した。




