鍛錬-心4 魔法剣
本日2話目です。
強化魔法を目の当たりにし、
強く興味を持った心。
それからまる二日飽きもせず、
より効率的な強化魔法の練習を
続けていた。
「いやぁ、すごいのう。
若いとは素晴らしいもんじゃな。」
「そうかな?」
二日の間に加速、壁キック、残像、
大ジャンプなど強化魔法で
忍者のような動きができだした。
「そうじゃ。そろそろ次の段階に
いこうかのう。」
「は~い。で、何するの?」
「時期分かる。とりあえず魔力を
その木剣に集中させるんじゃ。」
「はい。」
どんどん魔力が集まってくる。
自分の感覚だけで少しずつ
上達し、淀みがなくなってきた。
「そのまま剣に魔力を留めて、
その魔力を前に勢いよく飛ばす
つもりで木剣を振るんじゃ。」
「はい。」
ブンッ
ヒュゥーー ドンッ
離れていたはずなのに、
遠くの藁人形が爆発した。
「うっそー・・・。」
「すごい威力じゃ。これなら
火力に困ることもあるまい。」
「う、うん。」
「どうしたんじゃ。」
「いや、自分でやっといて
すごいな~って。」
(本当にあれをやったんだ・・・)
「そうじゃな。じゃが、鍛えれば
今よりもっと強力になるぞい。
それに、あれは魔力を飛ばしたが、
あれが火魔法ならあの辺一帯が
今頃、火の海じゃ。」
「ふ、ふ~ん。」
内心早くやってみたいが、
この辺を燃やすことはできない。
追々、魔物の群れにでも使って
みようと決意したのだった。




