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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
48/202

鍛錬-心3 魔法

また遅れてしまいました。

ごめんなさい。

「よし、それでは魔法についてじゃ。」

「はい。」


(村長さん大丈夫かなー?)


「儂もいくつかは魔法を扱えるからの。

 心配せんで大丈夫じゃ。」

「うん。」

「まずは強化魔法じゃ。魔法の中でも、

 近接攻撃を扱う者には必須じゃな。」

「え~っ。もっと派手に爆発する

 ような魔法教えてよ~。」

「無理言うな。儂が扱えるのは、

 結界魔法と強化魔法だけじゃ。」

「え~~。」


(どうせそんな所だと思いましたよ~だ。

 この後で絶対に攻撃魔法習ってやる!)


「そう腐るな。強化魔法も極めれば、

 そんじょそこらのショボい魔法

 なんざ蹴散らせるようになるんじゃ。」

「じゃあ、村長さんにはそんなこと

 ほんとの本当にできるの?」

「儂にはできんかった。

 この年になるとなかなかこれ以上の

 成長は見込めんしの・・・。」

「そうなんだ・・・。」


(ですよね~・・・)


「まあ、最初に魔力操作が

 できるようになってからじゃな。」

「あっ、それならできるよ。

 昨日おにいちゃんがやってるの見て、

 同じように力技で覚えたんだ。」

「ほぉー。すごいのう。」

「そうかなぁ?

 こころはバカだから、

 頭使えないってだけだよ。」

「まあよい。なら、強化魔法の練習じゃ。」

「は~い。」

「まずはその魔力を両の脚に

 集めてみるのじゃ。」

「はい。」


無理矢理力任せに体内の魔力を集める。

脚に力が漲ってくる。


「おお、なかなかやるのう。」

「これをどうすればいいの?」

「その力を維持したまま、

 その場で思いっきり

 ジャンプしてみるんじゃ。」

「は~い。」


力を込めて思いっきり跳ぶ。

いつもなら1mも跳べない。

しかし・・・。


ブューンッ


「おお~。すっご~い。」


周りの家よりも高く跳んだ。

軽く10mは跳んだだろうか。


ドスンッ


「おっとっと。」


着地でバランスを崩し、こけかけた。

それになんだか少ししんどい。

体よりも精神に負荷が

かかっているような感じだ。


「よし。まずまずじゃな。」

「これが強化魔法?」

「そうじゃ。まあ、その初歩じゃがな。」

「すごかったー。」

「そうじゃろ。

 これをお前さんに伝授してやる。」

「うん。」


心は目を輝かせながら頷いた。

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