鍛錬-心2 剣術
また、遅れてしまいました。
できる限り一日一話を
続けたいと思います。
今後とも宜しくお願いします。
「何度も言ったじゃろ。
押し切りじゃなく、引き切りじゃ。」
「はい。」
そうは言うものの、
なかなかうまくいかない。
一度習ったことは、
そうそう簡単に塗り替えられない。
「振り切る時に、自分の体に
拳を持ってくるんじゃ。」
「はい。」
自分も魔法を使ってみたい。
そのためにも早く上手くなりたい。
でも、頭使うのは苦手。
それでも、一人だけのけ者はいや。
そういう思いがいっぱいで
あまり集中できていない。
「う~む、ちと難しいかの。
やり方を変える必要が・・・。」
「いえ、頑張ります!」
(いまは、集中、集中)
「大丈夫かの?」
「はい。」
一心に振る。振る。振る。
言われたことを意識して、
振り続ける。
「おお、その調子じゃ。
なんじゃ、できるではないか。」
そのセリフに笑顔になる心。
「よし、次は、今の感じで
この藁人形を切ってみるのじゃ。」
「はい。」
そして、今の感覚の元、
一刀のもとに切り伏せる。
「やはり、センスはあるようじゃな。
ここまでできれば基礎は完璧じゃ。」
「ありがとうございます。」
少し間を空けて村長がこんな事を言ってきた。
「お主の魔法の訓練に儂も付き合わせてくれんか。
剣技にあった魔法を鍛えてやれるやもしれん。」
魔法と剣が一致すればかっこいいな、
なんて思って、一瞬逡巡したが、
「えっと・・・、お願いします!」
答えは決まっていた。




