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鍛錬-桜2 過去の文献
遅れました。ごめんなさい。
「魔力についてっと・・・。」
どうしても埒があかず、行き詰った桜。
そこで、文献などで魔力についてもっと深く
知ろうと思い、夜中兄たちが寝ている間に
明るいうちに案内してもらった村の書庫で、
情報収集をすることにした。
「あった。これがフィーヤさんが
言ってた本だよね・・・。」
小さな村にしてはそれなりに蔵書が多く
探すのには少し時間を労した。
ただ結構古い本ばかりであまり村の人は
気にかけてないようだった。
「『魔力の基礎』って題らしいけど。」
(全然読めない・・・。
確かに言葉が通じ合うのは何らかの
魔法的要素で通じ合っていたのは
分かっていたけど)
口の動きと言葉があってなかったので、
そこは魔法だと割り切っていた。
(でも、書かれた文字には適応しないのね・・・。)
「はぁー、どうしよう・・・。」
(フィーヤさんたちに頼って、文字の
勉強をしながらこの本を読んで
もらうしかないかな・・・
でも、それだと明日になるし・・・)
「よしっ。」
そういって、自力で解読することにした。
(読めるだけ読んでどうしても
無理だったら明日聴こう)
そう心に決め早速読解に挑戦した。




