話し合い
少し遅れました。
ごめんなさい。
「とりあえず、さくらが話進めるね。」
そう言って、桜は話し始めた。
「まず最初に決めたいことは、
今後一切互いに傷つけ合わないこと。
これは、スライムさんたちも
イム村の人たちもいいよね?」
「妾は依存はないです。」
「俺たちもそれがいいと思うだ。」
「じゃあ次ね、今たしかイム村の女性が
数人とらわれているんだよね。」
桜の問に首を縦に振る村人たち。
彼らが一番気にしていることだろう。
「それをね、スライムさんたちに開放して欲しいの。」
「あの者たちを捕らえたのは当初
そちらの情報を得るためだったのですが、
だれも口を割ってはくれませんでした。
ですから、今は捕まえたまま私が生まれた
木の洞に放り込んでいます。
すぐに開放しますから皆さん妾について
来てくださいますか?」
スライムたちに捕まった女性たちは殺されてないようだ。
ただ、そのまま放置されたなら少々危険な状態だろう。
「わかったよ。村のみんなもいい?」
「大丈夫じゃ、すぐ行こう。」
そう言ってみんなで移動を始めた。
森のずっと奥深くまで進むと、
巨大なマングローブのようなものが見えてきた。
ずっと広葉樹ばかりだったのでなんだか浮いている。
「ここです。」
そう言って指を木の洞に向けると、
どうやら人らしき影が複数見えた。
村人が皆近づくと、蔦で体中を縛られた女性が
数人いることが分かり直ぐに駆けていった。




