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次元を超えたRPG!  作者: ゼロ
~第1章~ 異世界探訪編
31/202

種族の差

スライムの親玉はとても申し訳なさそうな顔をしていた。

そして何かを決意したような表情をした。


「妾たちの勘違いで、

 そなたたちを傷つけたことは詫びましょう。

 1万の年月を経てもなお他種族との

 交流をたってきたバツのようですね。

 我らは水と魔力さえあれば生きていられるから、

 他種族の生活などはさっぱりです。

 ならば、今後のためにもそこの小僧が言ったように

 話し合いをさせてくれませんか。」

「お母様?!」

「その方がいいと思うの。

 私の我が儘を聞いてくれる?」

「お母様がお決めになったことなら・・・。」

「ありがとう。」


スライム陣はどうやら話し合いをしてくれるようだ。

後さらっとトンデモない発言をしたような・・・。


(御年一万歳のスライムか・・・

 まあ、今はそれはいいか)


それよりも、対する人間側は・・・。


「村の皆さんもいいですか?」

「しかし・・・。」


やはり渋っているようだ。


「何も知らないよそ者ですが、

 戦って仲間を減らすよりいいと思います。」

「う~む・・・分かった。まずは話を聴こう。」

「ありがとうございます。」


人間サイドも大丈夫のようだ。

後は話の段取りだが・・・。


「桜、あとは任せた。」


桜の肩を叩いて俺はそう言った。

我ながら情けないとは思うが、

俺が出張って事を荒立てるよりはいい。


「はぁ~。なんかそうなりそうな気がしてたよ。

 まあ、おにいちゃんの頼みだから聞くけどさ・・・。」


俺には難しい話になりそうだ。

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